日々、さまざまな分野でご活躍の皆様、いつも本当にありがとうございます。救世主の警告されている危機の方向に世界が進みつつある事は、残念な事ですが、最後まで出来る限りのことをしていきたいと思います。
シェルターなどのニーズも高まるかもしれませんが、核兵器の応酬となれば、地殻変動も起きるでしょう。地球以外に住める場所に行けるほどのものはないでしょうし、シェルターに籠り、残りの食糧を数えながら死の恐怖と向き合う。それも大変なことです。
８０億人の心が恐怖に囚われてしまうと、かなり大変ですが、、、。その前に、少しでも多く、愛の想いを示し、例え微かな希望でも信じ、祈りを重ねていきましょう。私自身も、最後まで少しでも出来る限りのことをしていきたいと思います。
本年の方針が示された大川隆法著「地獄の法」より、最終章の救世主のメッセージからお届けします。


今、かつてない危機にある地球

コロナウィルスによる人類への「恐怖心」の広がりや 「大きな戦争」の危機

「地獄の法」に関して語ってまいりましたが、最終章ということで、「救世主からのメッセージ」として言いたいことを述べたいと思っています。

今、地球は非常な危機にあります。 「かつてない厳しさ」を感じています。というのも、私がこの救世活動を始めたころには、世界人類は約五十億人程度でしたけれども、今、もう約八十億人ほどの人口を抱えております。三十億人もの人口が増えた」ということです。しかしながら、わが説く教えはまだまだその三十億人にも届いていないというのが現実です。一進一退を繰り返してはおりますが、大きな流れとして、西暦二〇二〇年代の現在を見るかぎり、人類の危機は深まっていると言わざるをえないと思います。

一つには、地球を覆うところのコロナウィルスによる、人類への「恐怖心」の広がりです。現時点で約六億人ぐらいが罹っておりますが、まだまだ新しいウィルスが何種類も出てくる予定であるので、人類全体にとっては、そうとうな脅威になるだろうというふうに思います。

これも、ある国が起こしているかどうか、信じない方もいらっしゃいますが、たとえ自然に発生したものだと考えるとしても、地球意識として、地球の表面に住んでいる八十億人の人類に対して、あまり望ましいと思っていないということの結果ではないかというふうに考えます。

それ以外に、約八十年の、第二次大戦からの「平和の時代」もありましたが、これが終わろうとし始めています。

この八十年の間に幾つかの小さな戦争はありましたけれども、まだ、世界を揺るがすほどの大きな戦争にはなってはおりませんでしたが、今、これから始まろうとしているものは、人類の叡智を結集して乗り越えないかぎり、致命的なものになるのではないかと思います。

およそ、この地上において人口が増えたときには、必ず戦争が起きるようになっています。過去の歴史を見るかぎり、「食料を求めての戦争」、「エネルギーを求めての戦争」、あるいは「資源を求めての戦争」等が起きるようになっています。

例えば、水資源を求めてでも戦争は起きます。 その他、穀物や、あるいは石油や石炭や天然ガス、原子力等をめぐっても争いは起きるだろうとそういうことで、人口が増えることはいいこともあるけれども、争奪戦というものが起きて、どうしても、味方を増やし、敵を減らそうとする戦いが起きやすくなります。これについては、人類自らが歴史に学んでいただいて、今後に役立てていただく以外、方法はないかもしれません。

 

「人間の家畜化」「善悪の逆転」「国家間の紛争」が起きる

あともう一つは、今、地球は幾つかの「イデオロギー」、あるいは「思想」、「信条」によって、国の群れが分断されている状態になっています。アメリカの発信する考えによれば、大まかには「民主主義対 専制国家の戦い」ということになるわけですけれども、ただ、この基準は十分ではないでしょう。両側に問題がまだ残っているからです。 部民主主義国家のなかにも、無神論・唯物論は着実に広がっております。ですか

ら、民主主義国家でないと思われる国と通底しているものとして、科学万能主義的な意味における唯物論があると思われます。民主主義が肯定されるのは、いちおう、神を信じて、神の子としての人間の良心に基づく自覚的行動で物事を決めていくということがあるからです。また、民主主義とともに発達してきた法治国家においても、やはり、「法によって治める」ということの根源には「神仏による教え」というものがなければならないものですけれども、神仏への信仰なく、神仏の教えを聞くことなく、人間だけの話し合いと議で法律をつくり、法律が神になって人々を支配する世の中になっています。（次回、この続きをお届けします。）