「目に見えない世界が本当の世界で、目に見える世界が仮の世界だ」今回はこのメッセージを伝えられた救世主のメッセージをお届けします。この内容は、大川隆法著「地獄の法」の書籍でもご覧いただけます。


「神は死んだ」と言ったニーチェの本なども初版四十部とか百部とかを自費出版したレベルであったのに、いつの間にか、マスコミもその”拡散の道具”に使われて、あるいは教育も使われて、世界中にいろいろなかたちで浸透してきております。哲学も科学も「神は死んだ」ということを前提にしてつくられていくならば、あらゆる学問体系も同じようになっていきます。
 
こういう地上になり、もはや思想戦でひっくり返すことができなかったら、人類の絶滅もありえるということです。
それはかつてのアトランティスやムーやレムリア（ラムディア）で起きたことと同じことですが、最終的にそこまでいくこともあるということです。わずか一万年あまり前にそういうことも起きましたので、今も起きないわけではないということです。
 
その日は突然にやってきます。突然にやってきて、人間たちに準備をさせないことになるだろうと思います。だから、みなさまがたに言いたいことは、「力を尽くして、今生きている寿命のなかで、やれるだけのことをやっていただきたい」ということです。
 
（中略）
 
今、地獄界の増大と、地上世界におけるいきている人たちの心のあり方の、悪の蔓延に、たいへん心配を重ねています。
どうか、人々に、強くあってほしいと思うし、
「目に見えない世界が本当の世界で、目に見える世界が仮の世界だ」という、
実に、この世に足場を置いている者にとっては、分かりにくいことではあろうけれども、
「この世で目が見えているものが実は見えていなくて、この世のものでないものが見えているものが、本当に目が見えている者である」という、逆説的な真理を学んでいただきたいと思います。
これさえ分かれば、すべての宗教の根本にあることがその意味が分かると思います。
この世のあらゆる苦しみや悲しみも、来世以降の幸福のためにあるものです。
ですから、この世の苦しみや悲しみをそのまま自分の人生と同一視してはなりません。
経験は経験ーー。
しかしそこから学びとってこそ、真実は光ってくるのだということを、忘れないでいただきたいと思います。
 
これから、真実への戦いの時代に入っていきます。
まだまだ私の思いとははるかにかけ離れた現実が維持されております。
どこまで我慢ができるかは分かりませんけれども、ただ、危機は近ずいているし、現に今、起きている。
今、危機の中を走っているのだということを、知っていただきたいと思います。
 
本当に尊いものを尊いとして、尊くないものは尊くないものとして、見分けていきていくことを望みたいと思います。
「救世主からのメッセージ」として私から発せられることは、以上になります。」
どうかこの真理を汲み取っていただきたいと思います。
数多くの書籍群がこの内容を補っているものだと思います。
どうか、「一人ひとりの心を救う」という、そういう大きな使命を、各人が果たしてくださることを、心より祈念してやみません。

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