Open Infomation 86 戦争と地球高温の危機

 ロシアでのサミットで、ロシアからアフリカの6カ国への穀物の無償提供が発表さレ、アフリカ諸国からロシアに対し終戦を促されたことも、食糧危機や世界大戦の危機を打ち消す強い結束とエネルギーになったと思います。前回、大川隆法氏の「最も恐れるべきは、ウクライナにアメリカ製の核ミサイルが並び、世界戦争になること― 日本は、いまこそ停戦の仲介をすべき。」というメッセージをご紹介しましたが、これは単にウクライナの危機のみを示唆されているだけではないと感じます。関連する国々にも影響する問題であると思います。すでにロシアへの中国の武器供与。また秋のプーチン大統領の訪中なども決定されつつある今、日本のウクライナ化の危機も迫っているとも言われています。日本の戦乱の時代を振り返っても、和睦や裏切りで戦況が一変することは数多くありました。いざとなれば、同盟国である米国でさえ、自国優先に動くのは当たり前のことです。軍事力を持たない日本にとって、様々な危機を想定するだけでなく、先んじて仲介の立場をとることは、最大の防衛でもあるのではないかと思います。ウクライナ侵攻もわずかな時の間に始まりました。各国がインフレの高まりも踏まえ先々の課題に対して先手を打つ意味でも、解決に踏み出していただけたらと願います。

米国政府をはじめ世界の国々、そして国連のグレーテス事務総長も「地球、沸騰の時代」と、対策強化を訴えられています。この世界的な「異常な高温」について、2023年の人類の指針が解き明かされた「地獄の法」という書籍に、以下のように記されています。
大川隆法著「地獄の法」
人類の生存を不可能にするような出来事が続く
今、私の最も憂いていることは、「八十億人に膨れ上がった地上人口がやがては地上を去ることになるが、その大部分が天国・地獄も知らず死んでいくことになって、はたしてよいのか」ということです。そして、霊界においては、「地上でみんなが使いたがっている機械類は、原則ないのだ」ということを知らなければいけません。 「霊的な思考と行動しかないのだ」ということ、「思い即行動であるのだ」ということです。
「天上界的な価値観あるいは神仏の思われる価値観」と正反対の価値観で地上界が統治され、そしてそれが地獄界と直通のかたちになっていくときに、「地球意識」も、そして「神仏の心」も、この地上での魂修行を終わらせねばならないときが来るということです。ですから、地上を浄化するために、一時期、人類の「地上への生まれ変わりのシステム」が止まってしまうことはあるということです。
どういうかたちで「地上への生まれ変わりのシステム」が止まるかということですが、これは、考えつくかぎりの、人類の生存を不可能にするような出来事が続くということです。思の自由でこれはすでに地上の人類も気づきつつはあることだと思いますが、「疫病の流行」や「戦争」や「食料不足」、「異常な高温」あるいは「低温」、さらに「台風」「洪水」、また「未知なる現象」等が数多く襲ってくるかもしれません。
人類の生存を不可能にするような出来事が続く理由
(霊界の)そういう世界に移行したときに、機械に寄りかかった人生、あるいはライフスタイル、あるいは世界の組み立てが崩壊するのです。そうした「何らの機械世界において、個人の魂として何ができるか」ということを教わっていない人たちが数多く、今、暗い世界に堕ちていっています。
ある意味においては、もう限界値に達しつつあると思われます。民主主義的な考え方をもってしても、もし地獄界人口が、「人類の総累計の魂」の過半数を超えるようなことになったとしたら、善悪の価値観がこの地球においては逆転するということもありえます。さなものではないかと思います。「そうすればどうするか」ですけれども、極めて厳しいことになってきます。神の言葉を聞かずに、悪魔の言葉を聞く人たちの数のほうが増えてくるということなのです。
人類の生存を不可能にするような出来事が続く原因について
この三次元世界という現象世界は、天上界よりもはるかに地獄界というところに近い世界になっています。というのも、もともと、天上界の魂が、この物質的波動に慣れすぎて、あの世でもそういうふうにしか生きられなくなっために、地獄世界ができてきたからです。 それがどんどん増えてきているということは由々しい事態であって、これをなくすために、数多くの救世主を過去の歴史のなかで地上に派遣したし、また、救世主を助けるべき、大天使、天使、如来、菩薩たちも数多く派遣してきましたが、「言論の自由」 や「思想の自由」のなかに埋もれて、何が正しくて何が間違っているかが分からなくなってきています。また、間違ったもののほうがより多くの人に好まれたりすることも起きてきて、間違った考え方を説いた人たちがこの世的に「地位」や「名誉」を得て、正しいことを説いた人たちが「この世的に認められないこと」も数多く出てきております 。
人類の生存を不可能にするような出来事が続く期間について
そこで、何らかの「悔い改めのポイント」が出てくるということだと思うのです。ですから、もうすでに始まってはおりますが、人類にとっての苦難の時代がしばし続くであろうと思います。この「しばし続く」というのは、そう長い射程は持っておらず、せいぜいここ二、三十年の間にだいたいの方向は決定されるというふうに見ています。

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◾️大川隆法氏講演の抜粋

Nuclear warfare existed in ancient times 核戦争は古代にもあった (0:31)

Will mankind destroy the earth? The Alien Perspective  人類が地球を滅ぼさないか?という宇宙人の視点 (0:34)
 
The ability to see into the galaxy  銀河の中まで透視することができる能力    (0:43)
 
A spiritual investigation into the existence of 500 different cosmic beings  500種類の宇宙存在についての霊査   (0:29)
 
A universe made of spiritual things 霊的なものでできた宇宙 (0:48)
 
What promotes prosperity?   繁栄を促すものは? (0:18)
 
The cosmic age and the future of hope  宇宙時代と希望の未来   (0:39)



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