「誰かを愛するとは、他の人には見えない奇跡が見えるということである」 

タイラ:これはフランソワ・モーリアックの言葉だ。ゾロフ王にだけは、見えてたんだよ。

王様:そうだ。ガベル王が女だってことがね。

ガンちゃん:華奢には見えたけど、全く気付かなかった。

ノア:声は低くしてたんですか?

ガベル:元から低めだった。

カイ:仕草とかも男っぽかったですよ。

ガベル:子供の頃から、男だけの環境で育った。それに、パットを入れて体型を男に見せる服をつくらせていた。

ノア:そこまで・・・。ゾロフ王、本当に奇跡です!

ゾロフ:ガイシ王とみんなのおかげだ。

ガベル:それと主に導かれた。

ゾロフ:そう!それだ!!

レオ:なんか二人、最強ですね!

ゾロフ:信じる力だ。

ケント:レオも見習うべきだよ。

みんな:笑

ゾロフ王とガベル王の愛の愛の奇跡は世界中を驚かせた。そしてその奇跡はまだ終わりじゃなかった。オレたちはリタの大統領にプロジェクトのプレゼンを頼まれた。

 

リタは、リザの生まれ育った国だ。そしてアイリスから一番離れた、地球の反対側にある。
何故かリザは、どうしてもアイリスに残りたいと言った。
リタのモガ首相:この国際会議で、争いばかりの世界を変えたい。
コロナ:分かりました。
みんなで話し合い、リタでのプレゼンテーションの準備をした。
リタは、伝統的な宗教国家だけど、テクノロジーの進化も目覚ましい。宗教を創造主と宇宙の視点からプレゼンしてみたらどうかな?
コロナ:今日、私たちは2つの驚くべき真実をお届けします。
まず1つ目は、宗教間の対立を消し去ることができる“各宗教の共通の真実“です。
それは大宇宙の創造主“エルカンターレ“という存在が、何度も生まれ変わり、それぞれの時代に必要な真理を説かれた。ということです。
皆様は、自分が何度も生まれ変わっている存在だと信じますか?そうであれば、仏陀などの宗教家も生まれ変わっていてもおかしくないでしょう。
 
キリスト教の「天なる父」,イスラム教の「アッラー」仏教の「久遠実成の仏陀」,日本の創造神「天御祖神」創世記に登場する神「エローヒム」,中国の「天帝」」インドの最高神「ヴィシュヌ神」,幸福の科学「大川隆法」
これらの宗教は同じ一人の創造主から伝えられてきたのです。したがってこの全ての宗教は、理解し合うことができ、本来一つなのです。
 2つめは、これからの時代に必要な真理は何か?という真実です。

創造主”エルカンターレ”は、人類にこれを伝えるために、再び現代に生まれられたのです。

この時代を、正しい思想でリードし、調和させていくことができなければ、次のようなシナリオがあり得るといわれています。(『信仰のすすめ』講義p.39-44)
【第一のシナリオ】
核兵器か、それ以上のレベルの兵器で、お互いに殺し合って人類が滅びる。
【第二のシナリオ】
大陸の陥没や大災害などが起きて、地球の表面を洗い流すような事態になる。
【第三のシナリオ】
高度な文明を持った宇宙人たちが、“刀狩り”をする目的で介入してくる。
人類が目指すべきシナリオは、次のものです。
【第四のシナリオ】
地球規模の宗教によって民族間の争いや憎しみに終止符を打ち、人々をまとめていく。
 
世界の宗教がひとつであることを共有し、そして霊界科学を解明していくこと。
それは地球を守り、さらに宇宙時代を切り開いていくことが出来る事を伝えた。そして質疑応答の時間になった。
 
私は、科学者です。「人類が科学文明に驕り、宗教を蔑ろにしてきたことを悔い改めなければならない。」と言われていましたが、これまでに開発されてきた科学技術は無価値になるのでしょうか?
 
ご質問ありがとうございます。 その心配はありません。
創造主は次のように述べられました。(ユートピア創造論 第4章より)
「人類は科学技術によって核兵器をつくり、みずからを危機のどん底に追いやったが、その科学技術を霊的なる知識を裏付けとした理想実現の力と変えることによって、来世紀以降、まだまだ長い文明をかたちづくっていくことが可能なのだ。」
宇宙時代を拓く鍵は、この“科学技術を霊的なる知識を裏付けとした理想実現の力と変える“というメッセージにあります。霊的なる知識とは霊界科学です。これまでの科学文明が、霊界科学を追求することで、ワープやタイムスリップなどの宇宙技術を生かすことができます。大宇宙を創造した神の無限の創造に近づいていくことができるのです。
 
質問者2:はい!先ほどの質問に関連する内容です。
コロナ:どうぞ。
質問者2: “科学技術を霊的なる知識を裏付けとした理想実現の力に変える“とは、実際にどのようにしたらできるのですか?
コロナ:宗教的な信仰をその開発や仕事にこめていくのです。例えば、ダビンチやミケランジェロは、自分の作品を通じて、いかに神の愛を表現するか?
ということに懸け、教会に通ったり、祈りながら自らの芸術表現と向き合いました。
質問者2: それは、芸術以外の分野でも可能なのでしょうか?
コロナ:もちろんです。例えば多くのスポーツ選手が、自分の可能性を信じ続けて何万回も練習し、神業のようなプレーを形にしています。それは、自己内部の神の力を信じているのです。そして突き抜けていく選手ほど、“自分のためのプレー“という域を超えていきます。
質問者2: テクノロジーの分野でも、それは可能ですか?
コロナ: はい。彼らのように、自分や会社の利益のためでなく、「自分のミッションがこの大宇宙と呼応し、他の人々に感動を与える。」ということを、ひとつひとつの開発のプロセスや、仕事にこめていくのです。
質問者2: 私達開発者は、すでに厳しい競争社会の中で、それをしてきたと思います。
コロナ: 勿論、人々のためにという事は、すべての開発者が考えていることでしょう。
しかし、この大宇宙を創造し神の愛の一部となり切ろう。そこまでの使命感を突き詰められているでしょうか?
質問者2: それは・・・違うかもしれません。
コロナ: どの分野でもその時代を導くような仕事をされてきた先人は、こうした命懸けの挑戦をされてきました。
小さな山に登る時のみんなの考え方やその一歩。それとエベレストの頂上を目指す人の考え方やその一歩。それは同じ一歩でも大きく違うでしょう。
質問者2: そうですね。
コロナ: そこなのです。信仰は神に近づいていく志や使命感とも言い換えることができます。目に見えない“心の中核“の部分に、神の創造の最も重要なエネルギー源があります。
神は人間に人生というこのような素晴らしい無限の挑戦の機会を与えました。
質問者2: そうかもしれません。でも、現代は信仰や宗教のイメージが、かなりネガティブに受け止められています。
コロナ: あなたの仰る通りです。人間にとって、かけがえのない信仰が忘れ去られようとしているのです。人間が監視社会の中で決められた通りの人生を生きるだけなら・・・。管理はしやすいかもしれません。人間から信仰を切り離したら、このようなロボットの人生と同じです。個性ある人々の信仰には無限の種類の、限界のない可能性があるのです。
質問者2: AI も普及して、もう社会は管理社会になりつつあるのではないでしょうか?
だからこそ、人類が悔い改めることで、もっともっと想像を超えた未来は実現するのです。
僕たちは、あなたもぜひその主役になってほしいと願っています。
質問者2: 分かりました。ありがとうございます。
 
プレゼンテーション後の反響は良かった。でも時間が経つと「仏陀が生まれ変わって様々な宗教を導いていた。」ということが疑問視されはじめた。それがエスカレートし、プロジェクトが詐欺だという噂まで広がった。
戦争や紛争は止まる様子もなかった。
批判が拡大し、リタ政府の施設に滞在していたオレたちは、出て行かざるを得なくなった。
 
大統領「申し訳ない。こんな事になるとは・・・。」
コロナ「いえ、僕だちの方こそ申し訳ありません。今では、あなたへの批判も大きくなってしまいました。」
大統領「ああ、なんだか異常だ。でも、君達、何かあったら、遠慮なく連絡して下さい。」
コロナ「ありがとうございます!」
 
オンラインでホテルを予約しようとしても、名前を入力するとエラーになった。
家族やエリュー・リザに予約してもらおうとしたが、やっぱりエラーになった。
しかもみんなのカードも使えなくなっていた。
それどころか、プロジェクトの契約金の送金もブロックされていた。
 
カイ:オレたち、迫害にあってるって事?
タイラ社長:そうかもしれないな。ガイシ王も言ってたし・・・
コロナ:みんな、聞いてほしい。いよいよ危険だ。カードだけじゃなくスマホも使えなくなるかもしれない。
みんなにも家族がいる。ここで危険を回避するのも、一つの生き方だ。
その場合は、リタにあるオレたちの国の大使館に行って、助けを求めて帰国してほしい。
 
みんなの沈黙の瞬間が、静かに過ぎた
ガンちゃん:コロナ、お前は残るつもりだろ?家族の事とか・・・どういう風に考えたんだ?
コロナ:オレは、距離をとる事にしました。最初は妹の自殺のことで両親とも壁が出来て、辛かった。
でも、今ではそれで良かったと思ってる。仲がよければ、家族も狙われるかもしれない。
オレは一人で行く。生命をかけても本当に大切なことを伝える。
 
エリュー:僕も同じだ。僕は病気で、長く生きても10代後半までと言われていた。
なのにこんなに長く生かされている。残りの人生は、主に捧げるつもりだ。
レオ:ちょっと待てよ!お前ら、もう死ぬつもりなわけ?オレはコロナと違って、嫁に全部話してる。
あいつは男前だから、「後悔しないように進め」って言うんだ。ここまで来て死んでる場合かよ?
第一、大聖堂はどこに行ったんだよ?オレは建てるよ!
カイ:そうだ!とにかく、出来ることを全部やる!
ノア:僕もアイリスの塔に閉じ込められた時、覚悟した。一緒に行くよ。
ケント:コロナ、みんなやる気だよ。
みんな:そうだ!!
コロナ:みんな、ありがとう! 祈ろう。
創造主エルカンターレは、「祈りの力は、現在只今の世界にも届くし、あるいは霊界にも届くし、霊界を貫いて併行宇宙や、マルチバースにまで、祈りは届く可能性がある」と言われていた。
オレたちは、それぞれが、創造主の一部として、最高の力を発揮できるように祈った。そして大聖堂建設が、この地球の未来を切り拓いていくように・・・。人々や世界が幸福に包まれるように・・・。
祈りを終えると、現金払いで泊まれる所を探そうと、みんなで所持金を出し合った。
チャリーン!
レオ:オレ、7.7ドル。縁起のいい数だ!
カイ:レオ!お前、こんな時に笑わせるなよ!
みんな:笑
レオ:だって招待って聞いてたし。それにいつも支払いはカードだ。
カイ:うわっ!流石タイラ社長!ありがとうございます!!
タイラ社長:私は、まだ現金派だからな。
レオ:いや、我が家はすでにデジタル監視社会なんです!
ケント:レオの奥さん、最強だな!

オレたちは直接予約できる安宿を見つけた。
タイラ社長:懐かしいな。ドミトリーなんて学生の時以来だ!
ホセ:私もです!
夜になると、他の宿泊者の嫌がらせがひどくて、みんなほとんど眠れなかった。
この異常な悪意は、このホテルだけなのか、それとも世界中から迫っているのか・・・頭の中で不安と戦っていた。
「誰かを愛するとは、他の人には見えない奇跡が見えるということである」
フランソワ・モーリアックの言葉がとても遠く感じた。
奇跡には悪い奇跡もあるのだろうか・・・?
翌日、出来ることをすべて書き出し、優先順位を決めてみんなで行動に移した。
カイ:みんな!ちょっと来てくれ!今回のプレゼンの批判が起きた原因がわかった!
ケント:何だったんだ?
カイ:信じられないけど・・・。リザが俺たちのネガティブな情報を拡散してるみたいだ!
みんな:ええっ?ウソだろ?
カイ:リザの拡散したページが数え切れないほどある!プロジェクトのことも、俺たちのプライベートなことも!
ノア:何これ?こんなの見たら詐欺だと思われるよ!
コロナ:本当にリザなのか?
カイ:だってこれ見てくれ!リザが撮ってた動画だよ!しかもこんなに再生されてる。“人類を陥れる凶悪な詐欺だ“って!
 
ガンちゃん:敵が内がわに生まれるのはありえるけど、リザがこんな事するわけないだろう。
コロナ:どこから投稿されてるか、調べてほしい。
カイ:わかった!
その後、オレは銀行に向かう途中、誰かに殴られて気を失い車で連れ去られた。
 
 
その頃、アイリスでは、リザが司令官に連れ去られ、塔に閉じ込められていた。
リザ:あなた達、グルだったんですね!
司令官:リザ、スーパーA Iについて書かれたノートがある金庫ルームを開ける番号を教えろ。
リザ:やっぱり!残って警備を厳重にして良かった!こんなの犯罪です!
司令官:違う!コロナたちはもうすぐ、犯罪グループとして指名手配される。プロジェクトは凶悪な詐欺だ!
リザ:そんなのウソです!
司令官:じゃあこれを見てみろ!
それは、みんなが詐欺の計画を話し合っている様子だった。リアルな内容にリザの頭は真っ白になった。
リザ:ウソ・・・。こんなの信じられない!
司令官:彼らをかばうなら、お前も犯罪者だ!
リザ:スマホもPCも取り上げられて、こんなの監禁です!
司令官:監禁じゃない。敷地内では自由だ。食材も届ける。
司令官:2日待とう。明後日、13日の朝8時、までに言わなかったら、あの崖から飛び降りてもらう!
リザ:そんな!
司令官:死にたくなければ、教えるんだ!
 

宇宙人V:でも君たちのメンバーも、地球の人間たちも共に祈った。その祈りのエネルギーで、過去・現在・未来が変化した。地球でやるんだ。私たちは君たちのコンタクトを待っている。

 

そしてオレは目が覚めた。

ゾロフ:コロナ!良かった!!

ゾロフ王の声が聞こえた。

ガベル:正直、もう間に合わないかと思ってた。

コロナ:ガベル王、オレ、どうなったんですか?

ガベル:最新の戦闘機でセーラからリタに飛んだ。谷にパワーネットを広げてドローン5機でコロナをキャッチした!ライド王がリタとアイリスのために手配してくれた。

コロナ:え?じゃあ、もしかしてリザも助かったんですか?

ガベル:ああ。調査員が王様に密告した。

コロナ:本当にありがとう!

ガベル:見ろ、あと20分でアイリスだ!

コロナ:アイリスに?みんなは?

ガベル:大丈夫だ。みんなと打ち合わせ済みだ。送金もしてある。

コロナ:ありがとうございます!

ガベル:みんなが私達を引き合わせた。だから今度は私たちがコロナとリザを引き合わせる。

ゾロフ:こんなの走らせたんだ。チャンスを無駄にするなよ!

コロナ:っていうか、ゾロフ王!戦闘機も操縦できるんですか?

ゾロフ:何、言ってる!オレは乗馬はガベルの生徒だが、戦闘機の操縦はオレがガベルの先生だ!

コロナ:そうだったんですね!すごい!

王宮に着くと、二人は風のように去っていった。

コロナ:リザ・・・!

リザ:コロナ!

コロナ:オレを信じてくれてありがとう!

リザ:あなたも、私を信じてくれてありがとう!

コロナ:あのさ・・・これからは、何があってもオレについてきてほしい。

リザ:はい

地球の反対側からワープしたかのように、今、新たな奇跡がここに生まれた

 

 

 

宇宙人V:しかし世界各地で災害が起きて人々が祈り、ギリギリ間に合った。
コロナ:災害?
宇宙人V:ああ。かつてない規模だ。これは天意が働いた。導きだ。
リザ:あの、私たちも助けていただいてましたか?
宇宙人V:ああ。ミーを塔に行かせた。そして君には、「もう一度伝えるように」とインスピレーションを送った。
コロナ:そうだったんですね。ありがとうございます!
宇宙人V:私たちは地球を守ろうとするエネルギーに反応することしか出来ない。
コロナ:地球に広がった悪意は、誰が犯人ですか?
宇宙人V:それは、悪質宇宙人だ。エルカンターレの説かれた第三のシナリオに「 高度な文明を持った宇宙人たちが、“刀狩り”をする目的で介入してくる」というのがあっただろう?既にその状況になっている。
コロナ:ええっ?悪質宇宙人に?
宇宙人V:ああ。彼らは、権力や支配力を持つ人間の欲望を狙っている。そして人々の非難合戦を煽って、恐怖心を拡大し、負のスパイラルを作っていた。人間同士を戦わせて死んでもらうのが、最も簡単だからだ。
コロナ:それで戦争も終わらなかったんですね!
宇宙人V:ああ。終わりそうになっても、隙のある人間を操って長引かせる。恐怖心や欲望、利害関係を利用すれば簡単だ。しかし、君たちと人々は最後に愛を選択した。心の中に忍び寄る恐怖に勝ったんだ。地球人の愛と祈りのエネルギーが、悪質宇宙人の負のエネルギーを消滅させた。
コロナ / リザ:そうだったんですね!
宇宙人V:君たちの自己犠牲の愛、それは美しい信仰の輝きだった。エルカンターレは、地球における宇宙時代の真理をも伝えるために生まれた。
宇宙人V:伝統的な宗教も従来の常識にとらわれず、エルカンターレの宇宙の法を受け入れていくことで、きっと地球はこの危機を乗り越えられるだろう。そして、正式に私たちと交流も始まるだろう。
コロナ:はい!なんか・・・霊界に来たら、不思議とできる気しかしません。
リザ:地上のいろんな限界を感じません。
宇宙人V:霊界でもエルカンターレの信仰が広がっている。大聖堂も建設されるだろう。だから忙がしくなるだろう。
コロナ:じゃあ、オレたちはここで実現できるってことですか?
ああ。
コロナ / リザ:ありがとうございます!がんばります!



 
ここは・・・どこだろう?
チャットでみんなに連絡した。
エリュー:コロナ、そこはリタの北部の伝統的な宗教施設だ!
もしかしたら、プレゼンの時、創造主のことを伝えたことで反感をかったのかもしれない!
足音が聞こえて、電源をオフにした。ドアが開くと、三人の男が入ってきた。
男:仏陀の生まれ変わりはナボの神だと言え。その事を世界に伝えるのだ。
コロナ:それは・・・出来ません。
男:やるのだ。さもなくば、明日、13日の夜、“恐れの谷“から飛び降りてもらう。
コロナ:恐れの谷?
男:世界で最も深い絶壁のある谷だ。よく考えろ。
このことをみんなに伝えた。
エリュー:コロナの父さんの友達が自衛隊のトップだろ?救命の出動を頼んでみるよ。
コロナ:やめてくれ!ミカも入院してるんだ。家族に何かあったら・・・!それに俺たちを国際的な犯罪者にしようとする大きな悪意が働いてるなら、自衛隊も国も動くはずがないよ。
カイ:コロナ、その悪意は国じゃない!やっぱりリザみたいだ。投稿はアイリスの王宮からだった。あと、どうしてリザのUPしたものがこんなに急に拡がったのか、分かったよ!
これまでに、エリューのアイデアやプランを無断使用した団体や企業を、俺たちが訴えようとしている。っていうデマを流したみたいだ。
コロナ:そんな!俺たちはプロジェクトの妨害者を追ってるのに!
ケント:人々の妬みや恐怖心を利用してる。無断使用も相当あったみたいだ。
コロナ:この全てをリザがやってるってこと?オレは信じない!
コンコン(ドアを叩く音)
調査員:食材を置いておくわ。
リザ:はい。あの・・・今、何時ですか?
調査員がスマホを見せた。
リザ:ありがとうございます。 あ・・・綺麗な人ですね。
調査員:ああ、これ?私の若い頃。劇団に入ってたの。私には華がなくて・・・あきらめた昔の夢よ。
リザ:心があらわれているようで美しいです。見た目の華やかさは忘れられていきます。でも心の美しさがあらわれたものは、小さな花のように控えめでも、永遠に人々の記憶に残ると思います。
調査員:永遠に?
リザ:はい。歴史に残るようなヒロインの輝きのように・・・。あ、すみません。余計なことを言って・・・。
調査員:あなた、コロナの事、どのくらい知ってるの?
リザ:私が知っているのはコロナがアイリスに数ヶ月滞在していた様子とプロジェクトの計画です。
調査員:いくつかの宗教からもクレームが出てるみたいよ。この動画、見てみなさい。
そこには、詐欺の計画を話し合うみんなの姿が映っていた。
リザ:こんなの・・・偽物です!私、信じません!
調査員:これは現実よ。早くここから出たほうがいいわ。
 
 
 
 
 
これは・・・夢?
強く信じてたのに・・・。
信じたい気持ちが、糸のように細くなっていく・・・
どうしてこんなことになったのかな・・・
距離を隔ててリザとオレは混乱した感情を整理していた。
アイリスにいた時、エリューが教えてくれたことを当てはめてみた
愛の延長上に発展を描く
地球の未来を描いても、俺たちの愛はまだ自分たちの周囲までくらいの器しかなかったのかもしれない。
知識が経験を通じて智慧に変える
私がアイリスに残ることが良かったのかな?自分がしなきゃっていう我があったかもしれない。
反省は人間を進歩させる
悪いところを反省するという思考で行きずまっていた。本来の自分を発見するという考え方で整理しよう。
霊的な自己が50%を超えると、現実をも変えていくパワーになる。
欲望を捨てて、宇宙の法則と一体になり「最高の自分を人々に与える」気持ちで満たそう。
 
自然に。ありのままに・・・。鳥たちの声が可愛い・・・。なんて気持ちいいんだろう。
敷地内の林を散策すると、葉っぱに触れた手に激しい痛みを感じた。
あ!これはおばあちゃんが言ってたイラクサだ。美味しいって・・・。
手袋をはめて摘んで、料理してみた。
美味しい!!毒消し作用もあるしビタミンも取れるわ。
シンプルでも、心の中から感謝が溢れてきた。
コロナ:エリュー、父さんの件、やっぱり頼むよ。オレは、まだ自分のプライドや見栄があった。でも、オレは自分一人で生きてるんじゃない。みんなの努力の全てに感謝している。
エリュー:わかった!
エリューが父さんに連絡した。
父さん:エリュー、失望させるかもしれないが・・・私たちはコロナとはもう関わらないと決めたんだ。
エリュー:父さん、コロナは僕の病気を治したいと言って薬の開発者になった。でも、そのもっと奥にある理由は、父さんに認められる生き方をしたかったからなんです。「いつも仕事で深夜にしか迎えにきてくれなかったけど、自分もそのくらい情熱をかけられる仕事がしたい。」と言っていました。家族の絆は神が与えた永遠のものです。本当の神様のプレゼントは、快楽の中にはありません。苦しみの中でも黄金の光を見出せるかどうか?その宝が厳しい人生の中に隠されてるんです!
 
翌日も食材が届けられた
調査員:そういえば、こんな動画も出回ってたわよ。
「知らない男と関係を持つ女」というタイトルの動画の内容は、まるでポルノのようだった。
リザは言葉を失った。鮮明に動画に写っているのは自分の顔だった。でも体は違った。
調査員:投稿者を調べたわ。コロナたちよ。しかも彼らは、あなたを裏切り者だと言って王様に相談してるみたいよ。
その後、みんなは王様からリザが行方不明になっていることと、無実である事を知らされた。でも、コロナのスマホのバッテリーがなくなり、伝えることができなかった。

コロナ:カイが、プロジェクトの資金がアイリスの政府に流れていて、こんな事内部の人間にしかできない。って言ってた・・・

 

コロナ/リザ:もう・・・生きていることも辛い・・・

祈ろう。

コロナ:静かな祈りの中でオレは気付いた。そうだ、主を信じてたけど・・・。でも、もしかしたらまだ何処かに、自分の恐怖から救われたいために信じる。愛する。そんな弱さがあったかもしれない。

 

コロナ:無条件に信じ、愛していたなら、どんな姿を見せられても、どんな状況に置かれようと、信じ続け、愛そのものでいられるはず・・・。

その時、リザの足元があたたかくなった。

 

リザ:あっ!ミー!来てくれたのね!あったかい。

そうだ。私はコロナやみんなの心の温もり、魂を直接感じてきたんだ。どんなに世界中で騒がれても、私はその温もりだけを信じよう。そしてただ愛そう。無条件に・・・!

 

その時、コロナは心の奥から声を聞いた。「もう一度、伝えてみたら?」

コロナ:そうだ、みんなそれぞれに不安や恐怖と闘っている。それを利用しようとする悪意に勝つには、たとえ何があっても主の愛を信じ伝えるることだ!

 

みんなも祈っていた。その祈りはアイリスやセーラ、カーンだけでなく世界に広がっていた。人々の願った想いも含めると、地球全体で大きな祈りのエネルギーが循環し始めていた。

それはコロナとリザのシフト(気付き)と、みんなが徹夜で拡散した真実のメッセージが起こした奇跡だった。

 

自衛隊の救助隊は、リタに向かって飛んでいた。しかし、戦争地帯を通り抜けるのに時間がかかり、間に合わなかった。

 

ナボの職員:時間だ。さあ、ナボの神が仏陀の生まれ変わりであることを伝えるのだ。

コロナ:創造主、エルカンターレが現代に産まれられた理由は、地球がこの危機を乗り越えて宇宙時代を切り拓き、新文明を創造していくためでした。

 

コロナ:そして霊界科学を解き明かすために、多くの宇宙や宇宙人・未来科学リーディングもされました。一つの宗教の再生のためではなく、地球の宗教の本質が一つであることを示し、すべての宗教がまとまっていくためです。

 

コロナ:恐れる必要はないのです。ナボの神が不利な立場に追いやられることはありません。宗教はより一層尊ばれ、全ての地球人が力を合わせて宇宙時代を拓くことができるのです!

 

司令官:金庫の番号を教えるのだ。

リザ:いえ。私はどんなことがあっても番号は言いません。私は、地球の創造主エルカンターレを信じ愛します。

司令官、あなたの事も愛します。番号ではなく、これが私の本当に伝えるべきことです。

 

コロナ / リザ:全ての人々を、そしてみんなやコロナを信じ、愛している。この命にかえても・・・

その時、地球の反対側で二つの命が流れ星のように去っていった。

 

みんな・・・ありがとう。
コロナ・・・ リザ・・・ありがとう・・・

 

深い谷へ吸い込まれていくコロナとリザ。それは地球の反対側のアイリスとリタから

まるで奇跡のように、引力がふたりの魂を引き寄せ合うかのようにも見えた。

 

 
想い出がフラッシュバックした後、二人の意識は谷底ではなく宇宙空間にいた。
一人の男性がいた。
コロナ:ここは?
宇宙人V:ここは霊界だ。私は宇宙人だが、今、地球の人間の姿を見せている。
コロナ:えっ?これ、テレパシー?
宇宙人V:そうだ。心配しなくていい。宇宙人にも地球を守ろうとしている者がいる。
その時、リザの姿が現れた。
コロナ:リザ!
リザ:コロナ!今、すごく安心して・・・嬉しくて。
コロナ:オレもだ!
二人はただ泣いていた。
宇宙人V:ここは霊界だ。今までの互いの考えていたことも行動も、一瞬でわかっただろう?それに、人間の魂は肉体の死後も永遠に生きるんだ。
リザ:こんなに心が通じ合えて自由で、気持ちいいなんて・・・
コロナ:うん。地上で生きてる時の方が、ルールに制約されて心も体も不自由だった。
宇宙人V:君たちは騙し合いのピエロにされていた。でも君たちは最後に信じ、愛をとった。
コロナ:祈りのエネルギーでどう変わったんですか?
宇宙人V:ワープというか、実際には時間が早まった。君の父さんが恥を捨てて「たとえ犯罪者扱いされた息子でも私は信じている!助けてほしい。」と自衛隊に申し出た。救出は間に合わなかったが・・・
宇宙人V:みんなは、世界中に広がったデマと闘い、寝ずに真実を伝えた。しかし人々は、いい気味だと盛り上がっていた。自分一人くらい何をしても未来は変わらないと思って・・・
 
 
 
  • 自分自身の体験も織り込みつつ、メインは、「今世界にとって必要なことを求め続け、形にし、お届けしてきました。戦争終結と大聖堂のプロジェクトに結びつく内容です。

  • その体験を織り込む事は一歩間違えれば、私自身が炎上死を招きかねないリスクもありました。しかし、あえてそれを選択しました。全て大公開で申し上げますと現在、私自身100万円相当の借金を抱えてカードが使えなくなっています。家族に借りているものも含めると倍以上になります。その負債は何億・何百億の負債を抱える経営者から見れば、アリのような金額でしょう。しかし、学生の方くらいの立場から見れば、とんでもない借金だ。となるかもしれません。

  •  

  • しかし、6年ほど前から、会社の申し込み妨害を受けるようになり、申し込みのキャンセルや、申し込み自体が届かなくなることが起きました。きっかけは色々考えられます。

  • 3年間アパレル企業のデザイナーを終えてパリに行きオートクチュールの技術を学びました。語学が苦手で、睡眠を4~6時間にし、食事・通学・入浴時も単語を覚えながら専門の学校で学びました。最終の立体裁断の技術試験で最高点を頂いたことで、言葉はままならない状態でしたが、企業の研修先をいくつか紹介いただきました。パリコレ前は寝ずにモデルを縫い上げて納品し、ドレスのオーダーも受けました。ビザを取るために商工会議所の企業支援講座で学び企業し、ブランドを立ち上げました。PCの苦手な私が2日間寝ずに仕上げたブランドライセンス企画がやっと契約に至りました。しかし国家プロジェクトのようなライセンス企画をしたら、他国の人が友人として近寄ってきて持ち逃げされてしまいました。その国で実施されましたが、私たちの考えていたものとはかけ離れていました。帰国し、芸術のオリンピックを企画しましたが、これも他の団体に名前を変えて実行されてしまいました。大手代理店からお声がけいただきましたが、なかなか進みません。他の方が、実現させないために“進行中の状態を続ける“妨害があると言われ、愕然としました。名前を変えて実行された方のイベントは、1年限りで途絶えました。他にも無断使用された企画は相当な数になりました。パリでドレスのオーダーメードをしていたので、それも日本で続けようとしました。しかし日本にオートクチュールの技術者が少ないとわかり、スクールを開校して教えました。専門学校や大学や企業に手紙を送り、卒業生や企業人のスキルアップに活用してほしいと伝えました。真夜中に24時間オープンしている郵便局に駆け込む日々が続きました。数千通の手紙でも週に1回のスクールでしたが、オートクチュールを求める人が集まってくれ、初年度で1千万ほどの学費の収益になりました。ところが、フランスの技術やキャリアを持つスクールが、企業として卒業生も雇い、制作販売もしていく。というビジネスモデルに同業者に危機感を持たれてしまいました。駆け出しの小企業でしたのでまさか相手にされると思っていませんでした。ウエディングドレスのレンタルも始めました。このように企画・制作・販売・レンタルなど、様々な分野で敵対視されることになってしまったのが、申し込み妨害の要因でした。

  • 全てオンラインで申し込みを受けていましたので、生命線を切られることになります。家族に相談しても、私の思い込みと言われたり職業を変えるように言われました。それは大きな勢力を相手にするなら安全で常識的な意見です。しかしそもそも常識をこえなければ無理なプロジェクトであることも十二分にわかっていたのです。またその妨害がプロジェクトの信用を失わせる意図があることもわかっていましたので、もう日本を出るしかないと考えていました。2021年に本当に海外に出てみると全く反響は変わりました。しかし、今度は、海外に出ることを止めるために、今度は広告すら一件も届かなくする申し込み妨害が半年続きました。半年も収益が途絶えたら本当に厳しく、もちろん自分の給料は出ません。また海外のホテルや滞在先に手がまわり、不可解な事件が起きます。自動車がものすごい勢いで歩道を歩いている私に向かってきました。ところが、そのそばにいた車が急ブレーキをかけたため、私に向かっていた車が衝突し、ギリギリ命拾いしました。そしてベラルーシでオーバーステイになり拘束されました。1日で出れる罰が、帰国を拒んだために70日の拘束になりました。帰国後、SNSの開拓をして申し込みを増やして凌ぎましたが、その後SNSも妨害に遭いました。様々な対応を試みましたが、一企業が対処出来ない相手も含まれていることがわかり、日本を出るしかなかったのです。これまで10年ほど、給料も受け取ってきませんでした。給料なしで、働いている人は、世の中にあまりいないと思いますが、一部事業者にはいらっしゃると思います。その経営不信が、経営手法の問題であれば、自己責任ですが、外部の妨害によって迫られてきました。はたから見れば、妨害はわからないので、企業が低迷しているだけにしか見えません。数字上では10分の1の収益になりました。しかし海外に出れば、頼るものがなくなり餓死するしかなくなります。2年前から突然、生命保険の勧誘が増えたことも今思えば不気味でした。日本に戻ると生き埋めにされているような現実を見なければなりません。2023年の11月に東京の全てのものを売ったり処分して、海外に出ました。資金が就き始め4月に帰国しなければマイナスになると分かりましたが、メールも電話もブロックされた状態になりました。これほどの状態で帰国しても、家族も敵対してしまっています。警察や法律も制する大きな勢力を相手にすることとなり、茹でガエルのように死に直面することがわかりました。少しでも可能性を求めて帰国することを断念しました。

  • FBの友人は古くからの友達も含め数百人いましたが、なぜか突然一人になっていました。インスタグラムもシャドウバンの状態になっていました。全てのつながりを断たれるだけでなく、悪い噂が膨大に捏造されました。スクールのメンバーや仕事仲間との関係が崩れるようなことが様々に起きました。例えば他の人からの電話や、予定のアラームなどが、勝手に鳴らない設定に変わってしまいます。スクリーンショットをすると画面は真っ暗になります。ショップで見てもらってもおかしいと言われて原因がわかりません。あげればキリのない妨害でした。

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  • カバンの盗難にあいパスポートがありません。お金を渡すので私の代わりに携帯のSIMカードを買ってもらえませんか?

  • 諦めなかった理由は次の1点です。宗教的なプロジェクトは一見なくてもいいようなものに見えがちです。しかし個人のライフライン以前に重要な、地球の存続のために必ずなくてはならないものになるとわかっていたこと。そしてそれを幸福の科学の大川総裁が訴えてこられたからです。しかも、本当に私が悪いなら、注意したり警察や法的な正当な手段で対処されると思うのです。

  • 苦難の道のりでも、プロジェクトが偽物でないなら止められないのは当然です。そもそも本物と見られたいというような意識すらありませんでした世界がどうなっていくかという未来がどんどん迫ってくるからです隙をつかれて何度も精神的にも肉体的にも瀕死の状態を経験してきました。しかし、どのような批判や妨害を受けても、地球がなくなる事態になればおしまいです。そして多くの人がその危機を既に肌で感じています。現在、既に私の生命のカウントダウンが始まっています。しかし、それがいくら面白いと思う人がいたとしても、自分に返ってくるという宇宙の法則の現実があることは真実です。そうした中で、この危機を人類が越えるべきだ。とプロジェクトの価値を感じてくださる方は、少額でも構いませんので応援の寄付をしていただけたら幸いです。私は命ある限り、この地球の未来を守るために進みます。

  • 必ず未来を切り拓きます。また寄付いただいたものは、大聖堂建設に必ず生かして参ります。ささやかな寄付でも、それは私たちだけの成功ではなく、寄付くださった方々の成功にもなると確信しています。そしてこんな状況にもかかわらず、興味を持って声をかけてくださる方の声も出てきて、本当に嬉しく思います。今はまだ、こんな状況なので、ボラティアしたいと言ってくださる方が重荷にならないかを気にしなければなりません。しかし、いただいたご寄付を生かし、お声がけくださった皆様と共に進めていきたいと思います。また知り合いに拡散いただけましたら幸いです。最も寄付をいただいた国でプロジェクトを進めていきます。

  • 日本円・ユーロ・ズロチの3種類の口座をご案内させていただきます。

  • 以下の動画は私たちのプロジェクトの関連動画の新しいエピソードです。もう一つの応援として、20分程度で少し長いですが、お時間のある時にご覧いただき拡散していただけましたら幸いです

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