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ロシアの皆様へ
4月4日の投稿で天変地異について記載し、リビアで発生したサイクロンが、死者4,000人以上となる未曾有の大災害となった原因。それは内戦による人災が指摘されており、これは世界全体にも言える事ではないかと書きました。
その後、ロシアでのダム決壊や洪水が続き、改めてこの事を振り返りました。そして私にも反省すべき点ががあったのではないかと思いました。
ウクライナ紛争終結のための、ロシアへのご提案について
しかしどうしても食い違いが起きているように感じていました。ホテルなどの外部のパソコンから送ると、正常に送れたこともありました。しかし、今度はそのパソコンや、私の行動自体を監視されているように感じました。
従って、ユニバーサルショットプロジェクトのオンライン申し込みをしたのに返事がないという方も、もしかしたらいらっしゃったかもしれません。その場合は大変恐縮ですが、お問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。
少し話がそれてしまいましたので、ロシアへのご提案のお話に戻ります。あっという間に時は流れていきます。そうした中で世界各地で災害も多発しはじめました。
何とかしてポーランド滞在中にご提案内容をお伝えし、終結をお願いしなければと思い、とうとう米国やウクライナ大統領に、「ロシアがウクライナの領土4州を返還するという終結案を提案したいと考えています。もしもロシア大統領が受け入れて下さったら、紛争を終結させていただけないでしょうか?」とお伝えしました。
それは、「一歩間違えば、完全にロシアの大統領や皆様から信頼を損ないかねい。」ということもあり、簡単に決断することはできませんでした。私はロシアの皆様もロシアも好きだったからです。
プーチン大統領が大切にされていること
ロシアとウクライナの歴史を非常に重んじられている事。国家としてのアイデンティティを大切にされている事。それはロシア人であると言う事に対して誇りを持ち、互いに尊重する事ができる重要な基盤である事。それを大統領が、国民一人一人が持ち続けることが出来るように、とても強く願われていると感じました。長時間にわたる熱のこもった内容に、ロシア人に対する深い愛情を感じました。
世界各国で近年、戦争やインフレのストレスが増しています。多くの民主主義国家では、そうした影響から国民の声が厳しくなっています。そして国民の声にとらわれると、政治的リーダーの方々が、自分の意思を示すことが難しくなっていく現実も感じていました。
また近年、スマートフォンは、ほとんどの全世代の生活の必需品となりました。使用時間も長くなり、物事に対して深い思考を巡らす時間が減っています。検索するように、ボタン1つで簡単に自分の希望を選択すれば、買い物や娯楽も楽しむことができ、生活は便利になりました。必要な情報もほとんど入手できます。
そのため、思想や宗教などの精神的な豊かさを、自分の心の中で育む機会が少なくなったのではないかと思います。それは、現代人が宗教を忘れつつある理由の一つであるかもしれません。
このような世界的な流れの中で、大統領はそれを意識され、様々なメッセージの中で、家族の大切さや、愛国心、インターネットに依存し過ぎることの危険性、宗教的思想の大切さなどを伝えてこられたのではないかと思います。このような意志を伝えるという事は、世界の多くの国が難しさを感じている事なのかもしれません。
また、そのメッセージが、決して一方的で独裁的なものではないことを、ロシアの人々と触れ合う中で、実感しました。それは全体的に、ロシアの人々の心に、とても自由で開放感のある明るさを感じたのです。もしかしたら日本よりも、ある意味で民主的かもしれないと感じました。
また空港での数日だけの滞在でしたが、世界の多くの空港にも勝る活気がありました。経済や商業の活性化、そして個人の生活水準の高さや豊かさです。資本主義経済の成長が、ロシアをより民主的な国へと変化させてきたことも感じました。
実際に、通常なら国家の存続ができないほどの厳しい制裁が、この数年で増え続けました。しかしロシアのGDPは向上しています。
ロシアやロシアの人々の中に感じた真の潜在力
愛国心の基にもなる最強のアイデンティティは、国家観であり、家族観であり・・・。個人においては神の生命の一部であるという“本物の自信“。人間としての尊厳であるでしょう。それは人類共通の意識でもあると思います。その最もエネルギッシュなパワーを、毎回の演説や国民へのメッセージの中に込めてこられたと思います。それが根元のエネルギーとなり、国を動かし、国民を奮い立たせてきたということを再確認しました。
20世紀の近代化以降、テクノロジーの進化や目に見えるものの利便性が、急速に世界の流れを創りました。それにより、世界各国で失われつつある精神性や宗教の真の輝きが、生きているようでした。
宗教というと、現代的には時代遅れのものと見られることも多くなりました。しかし、現代のAI社会の壁を、もう一段越えていくためには、普遍的な宗教的真理の中に見出すことのできる、新しい発想や時代精神が必要です。
日本には現代の救世主として、大川隆法氏が生まれられました。新しい宗教としてHappy Scienceを世界的に拡げ、この新しい発想や時代精神を訴えかけてこられました。私は、日本でもこの宗教が、少しでも早く“次の時代を切り開く主流の時代精神“として受け入れられることを願っていました。
ロシアの人々と出会う中で、まだ宗教的な考え方が人々の心の中にあり、それが生き生きとしていることを感じました。それは、もちろん他の国の人々の中にも感じてきました。しかし、これほど現代的な形で、社会や国家に浸透している国はあっただろうか。と感じたのです。それがロシアの人々の中に感じた真の潜在力です。
4州返還がもたらす真の価値とは?
それを得るよりも、「ロシアの人々にとって、ロシアがウクライナに侵略し、領土を奪った。」という見方が、世界中の歴史の史実として刻印されるのを止めることの方に、真実の価値があるのではないかと考えました。
紛争の当初より、ロシアはウクラウナの侵略が目的ではないことを明確に示されてきました。実際に、ウクライナのNATO加盟は、ロシアにとって自国の安全保障を揺るがす脅威となりかねません。そしてロシア系ウクライナ人のジェノサイドの激化を鎮め、撲滅しなければならないということも明確な理由でした。
しかし世界のメディアでは「ロシアによるウクライナ侵攻」として報道し続けられていました。本年の2月のインタビューでも、プーチン大統領は再度、「他国への侵略をするつもりはない」という意志をはっきりと示されました。
しかし、それでも「ウクライナ以外の国へのロシアの侵略に備えなければならない。」という声も聞きます。この事から、ロシアは情報戦においては、ウクライナ側の世界を巻き込んだ戦略を打開しきっていないのではないかと思います。
しかし、諦めるのは早いと思います。4州の返還をすることで、それが覆され、本当にロシアの戦いが、侵略ではなかったということが、現実的にも歴史の史実としても明確に残っていくでしょう。世界に人々が、ロシア人を見て「侵略した国の人だ」と言うことも、心の中で思う理由もなくなります。
日本でも、ウクライナとロシアの報道において、必ずしも公平で中立的ではありません。それを自覚している報道関係者の方も多いようですが、政治的方針や報道のガイドラインに従わなければなりません。
国民は、そのニュースを毎日聞いていれば、「ロシアが一方的な現状変更をした。恐ろしい国だ。」と思いこんでしまいます。それがもう2年以上続いてきました。
ただ、少しずつ中立的な発信をするメディアも増えてきているようにも感じています。2月の米国のタッカー・カールソン氏の勇気あるインタビューの影響力も大きいと思います。
そして近年、政治的発言を堂々とされる、女性のユーチューバーやジャーナリスト・コメンテーターの方々の活躍も増えました。
多くの人々が、この地球的天変地異の予兆を感じ、真実を問い直しつつあるのではないかと思うのです。そうした今、ロシアが世界の報道に流されたまま、領土を得て合理的に終結を目指すということの方が、妥協点が多いのではないかと思うのです。
命懸けで戦って亡くなっていった多くのロシアの兵士の方々を思うと、領土を得ることもなく終結するえるなんてあり得ない。ということは当然です。しかし、その人たちも、ウクライナの領土を奪うために戦ったのではないと思います。
表面意識としては、戦場で敵国が憎いと思わないわけはないでしょう。しかし、心の奥の魂や、使命感はどうだったのでしょうか?おそらく領土を奪いたいなどというものではなかったでしょう。「何としても、愛する家族やロシア人を守りたい。」「国家として守るべき、大統領が訴えられる真実のために戦いぬく。」という想いだったのではないかと感じるのです。
この彼らの愛を真に受け止めると、歴史的にも繰り返されてきた領土の拡大や縮小は一時的なものに見えてきます。時代と共に変化していくものです。
しかし、戦場の兵士たちが命懸けで守ってきた、ロシアを愛し、やロシア人として生き抜いたアイデンティティは、永遠のものであり普遍的なものです。その愛はウクライナの領土の価値にも変えられません。その真実の愛を守り抜くことにこそ、ロシアにとっての真の価値があると感じたのです。
真の価値を守り抜くために
しかし、世界中のどの国に行っても、ロシア人が侵略国の国民として偏見を受けることは、子供達の世代にも未来にもなくなっていくでしょう。
それは弱さからの選択ではありません。本当に大切なものを理解し、本当に強いからこそできる事だと思います。私がロシアの大統領や皆様に、ご提案しようと思ったのは、皆様はきっと理解して下さるのではないかと、心のとこかで信じることが出来たからです。
それは、出会ったロシア人の方々の愛もきっかけだったと思います。また問題に立ち向かう大統領や、政府の皆様の考えや行動・勇気に感化されたこともきっかけだったと思います。
もし4州返還となったら、ウクライナやウクライナ支援国の国々は、ますますウクライナの勝利として喧伝するのではないか?もちろんそのような様々な困難な現実も考えられなくはありません。そこで、あらゆるリスクに備えるために考えたのが、ご提案のメインとなる軍事プランです。この軍事プランの内容についてはここでは控えさせていただきます。
すべての国が持たれている紛争終結への想い
これほど天変地異の危機が迫る中、ゼレンスキー大統領をはじめ、バイデン大統領やNATOの皆様も、終結を阻む様な事はされないと思います。バイデン大統領に、ゼレンスキー大統領へのメッセージを届けて欲しいとお願いしていました。それを受け入れ、ゼレンスキー大統領に届けて下さったのだと思います。そしてゼレンスキー大統領ご自身も、本当に終結を望まれていると感じます。
3月末から4月の前半に、ポーランドでプロジェクトの申し込みを受付ました。3月27日から31日は午前と午後にし、午前にロシアへのご提案を準備させていただいていました。4月の2日から7日は午後のみに集約させていただきました。午前に行っていた軍事プランのご提案も、午後に行うという事です。
ロシアの皆様には午後のみに変更をしましたので、繰り返し記載してお送りしていました。一度も時間が表記されなかったはずはありません。しかし、これ以上この原因を追及し、終結が遠のくことは避けたいと思います。従って毎回、私が書き忘れたと言う事にしていただいてもかまいません。
ロシアとウクライナの大統領が持たれている紛争終結への想い
そうした中で、ウクライナの大統領府の方が、この期間中に毎日のように来られ、何時間も待っていらっしゃいました。PCを持参され、仕事もされていたと思いますが、何時間も待つことは、たとえ1日でも疲れます。しかし、ロシアの決断を待たれていたのではないかと思います。
本当に恥ずかしいことですが、私はウクライナ政府の人は、ゼレンスキー大統領以外は、はっきり顔を覚えていませんでした。しかし、ゼレンスキー大統領に似た服装や、雰囲気でウクライナ政府の方であることは最初に感じました。ただ、ロシアの大統領にご提案するまでは、ウクライナの方に自分から話しかけるのはやめよう。と決めていたので、ご挨拶だけをしていました。
4月にも毎日来られました。ご挨拶だけでしたが、とても笑顔の素敵な方で、あたたかさを感じました。そして何よりも何日も足を運んで下さった姿に、ご本人やゼレンスキー大統領の情熱と期待を強く感じました。私は、この期間中に大統領にご提案できなかったことを、ウクライナの皆様に対しても本当に申し訳なく思いました。
それにも関わらず、大統領府の方は、「ロシアとの紛争の終結の可能性はまだある」というような記事を7日ごろに出してくださいました。
今日その記事を探してみたら、そのニュースページは表示されなくなっていました。ロシア側からもウクライナの望む終結内容は受け入れない。という記事が出ていたので、それに対抗するような内容が、新たに報じられていました。
これは、出ていた記事を見た私個人の憶測です、詳しい背景はわかりません。
ロシアとウクライナの大統領のキャッチボールと結束
大統領は、「あると思う。現に彼はその大統領という立場にあるし、自分自身をを大統領だと思っている。」と言われました。このプーチン大統領の、ゼレンスキー大統領の立場を重んじ、期待を捨てず、その魂の尊厳を信じる姿に感動しました。ゼレンスキー大統領はそのボールををキャッチし、投げ返してくださったのだと思うのです。
また、単にウクライナにとって都合の良い4州返還だから、という意思決定ではないと思うのです。ウクライナとロシアは敵対していますが、代理戦争の当事国という意味では共通性があります。他国の代わりに直接戦いをせざるを得なくなりました。ロシアは、ウクライナがNATO加盟を止めなければ、どれほど自国が紛争を望まないとしても、戦わざるをえない危機を抱える事になります。
そしてゼレンスキー大統領は、表面的な損得だけでなく、背景にある内的価値を理解し、判断できる方だと思うのです。そこに、呉越同舟という言葉にも似た、敵同士が同じ目的を達成するという可能性があると感じました。
同じ目的というのは、ウクライナ紛争の為に世界の国々にまでインフレをはじめとするマイナス要因が波及することを止める。あるいは、核戦争や天変地異が進み、地球の混乱と崩壊することを止める。という事です。
おそらくそれは世界各国の首脳にも言えることかも知れません。バイデン大統領も、イスラエルとガザの問題を鎮めるために尽くして下さっています。世界各地で災害が多発している今、天意を汲み取り、争いをやめ、根本的な“人類の普遍的な共通意識“である生命の本質ともいうべき“愛“を問い直す時だということを、多くの人々が感じ取られているのではないでしょうか?
ロシアの皆様へのお詫び
結論だけでは、誤解を招く内容であると思い、まず大統領にこのことをご説明したかったのです。しかしご説明の前に、「すべて返還」という結論だけが、もしかしたら人々に知れ渡ってしまっていたかもしれません。
ただ、このご説明もロシアの皆様にどのように受け止められるかはわかりません。ですので、私としましてはとても勇気のいる告白でした。いくらロシアが好きだとはいえ、あくまでの私なりの考えであることも事実です。
ただ、確かなことは、私の個人的な願望ではないということです。これだけ各国の首脳も仲裁を試み、外交努力においても最大限に力を尽くしてこられました。当然、私はそのような現場の皆様の力には及びません。
だからこそ、一心に神の導きを、この地球の創造主の導きを純粋に仰ぎました。大いなる存在に身を委ね、地球の未来が拓かれることを祈り信じ続けてきました。
何度も「もう終わりだ。」「もう手を引くべきかも知れない。」と、諦めそうになったこともありました。怪我や事故に遭いそうになったり、さすがにもう死ぬかも知れない。と思う瞬間もありました。しかし、いつもギリギリのところで主の導きをいただき、助けられ、守られてきました。だから諦めなかったのかもしれません。
ロシアの皆様や、大統領がどのようにこのご提案を受け止められ、決定されるかはわかりません。場合によっては、外国人の内政干渉として罰せられたり、反感を受けたりすることもあるかも知れません。しかし、いかなる結果となっても、ロシアの皆様の決定を尊重し、地球の未来が失われることのないよう、微力ながら尽くしていきたいと思います。
ロシアの皆様へのお願い
もちろん周囲の政府の皆様をはじめロシア国民の皆様も、共にその声を受け止めてこられたのは事実です。しかし個人的な名前を挙げて、これほど報じられた人は、世界中に誰もいないでしょう。戦争犯罪人などの法的な決定が下されたわけでもありません。
そうした現実の中で、責任を果たし当たり前のような顔をして国民を守り続けられています。どうかその大統領の意思決定を尊重し、いかなる時も支えていただきたいと思うのです。
選挙結果を見れば、ロシアの皆様の大統領に対する揺るぎない支持は明らかです。しかし、この度のような大洪水の被害など、外部要因によって心が揺さぶられることもあるかもしれません。しかし、どんな時も、大統領のもと、成長し続けているロシアに、信頼と誇りを持っていただきたいと願います。(皆様の信頼は厚く、私が言うまでもないことかもしれませんが・・・)そして本当に私の提案の件で、混乱を招いていていることがございましたら、重ねてお詫び申し上げます。
最後に、感謝を込めて
私達は、プロジェクトを通じて、AI社会に失われつつある宗教の尊厳を見直し、宗教の普遍的な愛のエネルギーによって地球の未来を切り拓いていくことを目指しています。そのために、紛争や戦争の解決を促す企画提案もしています。その他に過去の例では、ドナルド・トランプ前大統領に、国境の壁を生かしたプロジェクトや、宇宙軍の提案をさせていただいていました。
今回のこのご説明では、戦死された方々の話題も持ち出し、重々しい内容になってしまいましたので、戦争終結の物語を添えさせていただきます。インスタグラムで公開していましたので、ロシアの皆様はあまりご存知でないと思います。
ストーリーの中の戦争は、ウクライナとロシアのことを描いたわけではありません。世界のどこにもない架空の国を想定しています。ただ、この中に出てくるガベル王というキャラクターのように戦争まではいかなくても、怒りが込み上げることは、人間であれば、誰でもあると思います。そんな自分と重ねてご覧いただくと、心の中の優しい気持ちを感じていただけるのではないかと思います。
また、後半のストーリーの中のイベントについては、実際に私たちのプロジェクトの内容とリンクしています。このようなイベントで、世界の人々が、この数年間、争いと向き合ってきた日々のストレスを解放することができたらと思っています。
世界は負のエネルギーの循環から方向転換し、愛のエネルギーを循環させていくべき時が来ていると思います。それを成し遂げていくためのプロジェクトです。アニメーションというより、音楽付きの絵本として、気軽にご覧いただけましたら幸いです。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。
プロジェクトの音楽付きの絵本 DIGITAL BOOK RADIO
Mr, CORONA13-1(戦争終結編)
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