イスラエル・イランが相互に、衝突を沈静化されつつあることに、心から感謝申し上げます。また、様々な分野の皆様も、それぞれの立場でご尽力くださり、本当にありがとうございます。世界は導火線で繋がる火薬のように連鎖し、大きな分断と争いが起きかねない状況にあります。まだまだ各国のリーダーの皆様のご判断が、世界の命運を左右する緊張感もあります。しかし、未来が希望あふれるものになることを心よりお祈り申し上げます。
 
以前にご案内差し上げました通り、私はハンガリーのブダペストに参りました。深夜に市内に到着しましたが、通りすがりの地元の方が、タクシーを呼んで待ってくださり、タクシーの運転手さんが、ホテルの方が出てくるまで待って、何度も連絡してくださいました。英語で対応してくださる方も多く、感謝で一杯です。ホテルではロシア語やウクライナ語の挨拶を聞き、様々な国の人々と共に今日があることを実感しました。そしてブダペストの美しさが、人々の優しさをより深く心に印象付けます。
 
中国に行った時、最後までとことん親切を尽くしてくださる方が多く、とても嬉しく思いました。ハンガリーで、その事を思い出しました。そして自分も誰かに何かをしたい。という気持ちにさせられます。ボールをパスするように輪が広がっていきます。現在の各国の皆様のご尽力が、世界の様々な国や人と繋がって連鎖しているように感じました。
ガザの人質について、武力で解決せざるをえないというのが、イスラエル側の現実であるかもしれません。しかし、中東諸国の皆様の働きかけは、より一層柔軟な解決につながるのではないかと思います。その使命を担う国や人に、良きインスピレーションと導きがあることを心からお祈り致します。

中東の対立が続く中で、ロシア関係国への制裁も取り沙汰されています。中国なども制裁となれば、中国や関連諸国の経済への打撃が生じるでしょう。
そして何より、ロシアとの関係は最近始まったものでもありません。中国の方々は「温故知新」という論語の言葉にあるように、歴史的な出来事を再考することで現在や未来に対する洞察を得る。という考えもお持ちではないかと思います。ロシアとの関係を断つことも、安易に制裁を受けることもされないでしょう。そして中国への制裁が中東の問題と結びつき、予想外の結果になるリスクも考えられます。各国が敵対を加速するのではなく、終結に向けて協力をしていただけましたら幸いです。制裁以上に、現実的な解決への一歩になっていくと思います。

そして私たちも、皆様が終結への現実的な一歩を進めていただけるように、歩み寄る事を決めました。お申し込みの条件を「完全な戦闘や制裁の停止」ではなく、1ヶ月の準備期間を設けさせていただきます。お申し込み頂いてから、1ヶ月で解決いただくことを目指して頂きます。解決されない場合は、仮申し込みとなります。そして解決された時点で、正式な申し込み完了とさせていただきます。

4月23日に、ブダペストでの直接のお申し込みを受け付けさせていただきます。前回バイデン大統領にもお願い申し上げましたが、各国のお申し込みをいただけるようでしたら、時間と場所を公表してください。ハンガリーの時間の午後13時以降に動けるように準備しております。もしも各国からのご要望がない場合は、希望される国や企業・団体で進めて参ります。帰国の予定でしたが、変更し各地を巡っていきたいと思います。単独あるいはいくつかの国でのユニバーサルショット宣言としていきます。

世界のこの緊張感を脱する日は、困難に見えてそれほど遠くないと感じます。そしてどの国も、解決の鍵は相手国にあると思われているようです。それは多くの国が真剣に解決を願っているということです。
常に厚い雲の上には青空が広がっています。上空には本当は明るい青空が、ただ存在しています。しかし私たちは、雲に遮られた世界を全てだと思ってしまいます。雲を突き破り、人々は本当の世界を思い起こさなければならないのかもしれません。
雲の上の青空の様に、本来は希望しかない。というのが神の世界の実相です。それをどれだけこの現実世界で具現化することができるか？という事が人間の魂の成長の機会として与えられています。思考と行動において、雲を突き抜けていくこと。それが、このユニバーサルショット宣言でもあります。
すべての皆様と共に、地球の危機を乗り越えることができますように、心からお祈り申し上げます。

最後に、少しブダペストの様子をお届けします。