ウクライナの立場に立った場合の視点について

ロシアの軍事作戦が始まると、ウクライナは資金や援助を受けて、自国や自国の人々の生命を失い続ける結果になりました。ウクライナ側から、終結を進めようとされた時もありました。しかし、応援し援助下さる国の意向も尊重しなければならないという、現実もあったでしょう。
私たちは、どれほど巨額の資金を積み上げても、1人の人間の命を買うことは不可能であることを知っています。しかし、私たち人類の選択肢は、現実的には残酷さを増し、分かっていながらも各国の支援は続いてきました。ウクライナを守るということの為に、毎日のように多くの命が失われる事態を受け入れてきました。そして「世界には食べ物も食べれない人が多く存在する。」という事と同じように、「戦争で生命を落とす人々が存在する」ということが、私たちにとって、当たり前のニュースになってしまいました。
 
更に、ウクライナはNATOにも加盟しておらず、NATO諸国に隷属しなければならない理由もありません。もちろん、ウクライナが「ロシアによる侵攻から自国を守りたい。」と世界に対して支援を訴えかけて来たという形でした。しかしその結果、各国の様々な援助によって殺し合いを続けるという恐ろしい現実が、善とされ正義となってしまいました。時が経ってみると、ウクライナの問題の原因と、その結果世界がどのようになったか?ということがリアルになって、本当の事が分かってきました。世界中に「一方的にロシアがウクライナを侵略した。」という見方が拡散されましたが、ロシアの主張や実際の行動は、そうではありませんでした。渦中にいると、何が正しいかを見極めるのは難しいことです。
多くのリーダーの皆様のご努力が、実はマイナスの方向に向かっていたということは、受け入れ難い事でしょう。
しかし、死後も何十年・何百年と苦しむことになる。というのが、全ての人が死んでから思い知る現実です。こうしたマイナスをメディアが報じ、国民が信じ、殺し合いは拡がって常態化してしまったということは本当に残念なことです。そして多くの犠牲がロシアとウクライナの人々に襲い掛かりました。
 

救世主の視点

これは、救世主である大川総裁も指摘され、地球が地獄化する危機を訴えられていました。宗教家は、過去・現在・未来を貫く大宇宙の普遍的な真理を、自らの魂の悟りとして磨かれています。そのために時空間を超える神の認識力を持たれています。ウクライナ紛争についても、「ウクライナの人々は本当に可哀想だけれど・・・」と心を傷められながらも、当初からロシアの正当性を認め、世界の流れに誤りがあることを訴えられていました。そしてこの世界自体が地獄化しつつあることを、本当に危惧されていました。昨年の方針書として発刊された「地獄の法」の書籍から、その内容を一部ご紹介します。

・・・今、私の最も憂いていることは、「八十億人に膨れ上がった地上人口がやがては地上を去ることになるが、その大部分が天国・地獄も知らず死んでいくことになって、果たして良いのか」ということです。
そして、霊界においては、「地上でみんなが使いたがっている機械類は、原則ないのだ」ということを知らなければいけません。「霊的な思考と行動であるのだ」ということです。
そういう世界に移行したときに、機械に寄りかかった人生、あるいはライフスタイル、あるいは世界の組み立てが崩壊するのです。そうした「何らの機械もない世界において、個人の魂として何ができるか」ということを教わっていない人たちが数多く、今暗い世界に堕ちていっています。
ある意味においては、もう限界値に達しつつあると思われます。民主主義的な考え方をもってしても、もし地獄界人口が「人類の走塁系の魂」の過半数を超える様なことになったとしたら、善悪の価値観がこの地球においては逆転するということもありえます。
「そうすればどうするか」ですけれども、極めて厳しいことになってきます。神の言葉を聞かずに、悪魔の言葉を聞く人たちの数の方が増えてくるということなのです。
この三次元世界という現象界は、天上界よりもはるかに地獄界というところに近い世界になっています。というのも、もともと天上界の魂が、この地上界の物質的波動に慣れすぎて、あの世でもそういうふうにしか生きられなくなったために、地獄界ができてきたからです。(大川隆法著 地獄の法より)

宗教の古典的な天国や地獄といった死後の世界の現代の姿を、明確に示され、どの様に人類が生きていかなければならないかという事が説かれています。既に起きている核戦争への展開や天変地異による地球の崩壊を止める為には、この救世主の伝えてこられたメッセージを受け入れ、人類全体が悔い改める事ではないでしょうか?ロシアやウクライナがきっかけとなったことは事実です。しかし、世界の多くの国々も、同調するか、黙認してしまったのは事実です。また世界の人々も、どの様に受け止めて行動するかは、個人の責任でした。

どのような民主主義であるか?が問われる時

神の目は誤魔化すことができません。人間にも神の子としてのある意味での霊能力が備わっていると言われています。それは、直感や“内心の心“とも言えるかもしれませんし、“世間の目“や民意となっていくものです。誰に教えられなくても、どれほどメディアが戦争の報道をしても、人殺しや戦争を心から肯定する人はいません。その意味で各国のリーダーの平和への想いが、どれほど世界全体を幸福にし、繁栄させるものであるか、正義を貫くものであるか、常に見られています。特に米国では選挙の際に多くの国民が想いを寄せる主柱ともなります。
今、どのような民主主義であるか?ということが問われているのかもしれません。そして民意を形成する私たち個人も、間違いがあれば改め、成長していかなければなりません。死後に間違いを反省するためには相当の時間がかかり、苦しみも伴うと言われています。しかし、生きている間に、心から反省する事で、その間違いが許されていきます。大川総裁の霊査によれば、かつて広島に原爆を落とすことを進められた、フランクリン・ルーズベルト大統領は、80年近く経った今も、地獄にいらっしゃるそうです。
 

全ての人々に与えられたチャンス

一方で、宗教を信じる方やそれ以外の方々でも、世界の流れに飲み込まれず、ウクライナ紛争を冷静に受け止めてこられた方もいらっしゃるでしょう。特に、10代・20代の方々には、宗教に触れていなくても、透明性や正義感を持たれた方が多い様に感じます。それはこうした地球の危機の時代に、生きていく使命を持って生まれた魂が多いのではないかと思います。日本の幕末の明治維新を、10代から20代の若者たちが中心に起こし、歴史を大きく変革したことも、それを物語っていると思います。
そうした方々は、心の奥から込み上げてくる使命感を大切にし、その役割を果たしていただきたいと願います。大川総裁も、地球の崩壊は決定的なものではなく、人類の選択と行動によって、新たな宇宙時代が拓かれるとも言われていました。新文明の創造の時なのです。多くの若者たちはそのミッションを持って生まれられています。そしてより発展的な反省は、マイナスのことだけではありません。自分はもっと良い行動ができたのではないか?という反省もあります。
今、地位や立場を超えて、全ての人類がそれぞれに、これまでの自分を悔い改めていくことで、この危機を超えていくことができるでしょう。各国のリーダーが、真に神のもとの民主主義を貫いていただき、国民が支えていく。そのようなプロジェクトとなることを願っています。一寸先には第三次世界大戦も存在し、危機と隣り合わせにあるかもしれませんが、逆の見方をすれば、歴史的なチャンスが秘められた瞬間になるでしょう。また、小mのような機会を、ロシアやウクライナの人々が、命懸けでもたらしてくれた。という視点でも見ることができます。

ウクライナの領土の変換について

ウクライナの4州の返還については、戦況を踏まえて決定されることになるかと思います。その際に2つご検討いただきたいことがあります。

一つは、「ロシアによる侵略」という世界の認識を刷新する為にも、返還をする。こちらは、謝罪を求めたり、米国のマッカーサー元帥の様に、ロシア人が債権をに導かれる事も一つだと思います。ロシア系ウクライナ人のジェノサイドの為にも考えられるかと思います。

二つは、資金面のバランスです。ウクライナの4州のインフラの整備や、地雷の撤去を含めた再生にかかる費様を綿密に検討していただく事です。ロシアの人々の血税が、ウクライナの再建に使用されることになるかもしれません。洪水の被害も大きくなっている今、本当にロシアにとって必要な領土であるか、という点も踏まえてご検討いただきましたら幸いです。
5日にロシアへの軍事提案をさせていただきます。その後に、ロシアとウクライナの両首脳の直接のお話合いをしていただけたらと思います。そしてその機会を作るためにもトランプ氏からもお二人にお声がけ頂けたらと思います。またオルバン首相にもご協力を仰いでいただければと思います。先日、麻生副総理も、トランプ氏と貴重な会談をされ、日本との信頼を結んで下さったのではないかと思います。日本の皆様からもトランプ氏にお声がけいただけるようお願いしました。トランプ氏は、米国の立場でありながら、世界にとってどう解決すべきかも示してきてくださいました。その意味でも、仲介に近い役割をしてくださったのではないかと思います。
また、世界の流れに逆らい、各分野の様々な方が、勇気を持って真実を訴えかけてきてくださいました。心から感謝申し上げます。ロシアやウクライナだけでなくNATOの皆様も、終結を意識して行動してくださったことはございました。
昨年、私たちは以下の動画を発信しましたが、その後もそうであったと思います。その時に、両国と関係国が同時に行動にできるように、働きかけることができなかったことは、本当に力不足であったと反省しています。次の投稿でその時の動画のロシア語版を公開させていただき、ロシアとウクライナの問題の解決を応援させていただきたいと思います。ラストの国家をはじめ、ロシアの曲ばかりになっています。これは、国ごとに自国のストーリーとしてアレンジするライセンスを展開していきます。その参考としてご覧いただき、ウクライナ版のイメージも描いていただけましたら幸いです。


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