ユニバーサルショット宣言に向けて2

ユニバーサルショット宣言によって目指すマインド転換が、「科学を包含している宗教の真の姿」「信仰や宗教的パワーが未来や宇宙時代を拓く」という事です。そのマインド転換が、どれほど価値あることなのかについて、お伝えさせていただいてます。
人類は、古くから“心の力“をスポーツや芸術をはじめとするあらゆる分野で活かしてきました。日本には「心技一体」という言葉があります。武道などに取り組む姿勢のことで、技術や技能を磨く際に心と技術を一体化させることを指します。 物事を行う際に、単に技術だけでなく、心や精神面も大切にし、その両方を調和させながら取り組むことです。
近年はスマートフォンの普及によって、“選択“すれば生活に必要なもののほとんどが揃う時代になりました。しかし、その一方、心の力を使うことが少なくなっています。そしてその意義も忘れられつつあります。しかし、その心こそ、これからの未来に必要とされるものだという事です。
救世主である大川総裁は、御法話「心の中の宇宙」で、次のように述べられています。
「宗教の世界は、実は、最先端の科学をも超えた世界なのです。それは真実の科学の世界でもあります。内なる宇宙の世界へ、心の中なる宇宙の世界へ、穿ち入ることが大事です。《中略》
深い深い心の内に、仏の心に、入っていきましょう。そのときに、みなさんと宇宙は一体です。
宇宙はみなさんであり、みなさんは宇宙です
その境地に達したときに、この世における最高の幸福を味わうことができるのです。《中略》
心の中の宇宙を悟ることによって、幸福になることができます。
そうした、心の中の宇宙を解き明かすために、
私は、さまざまな方便を使って、さまざまな教えを説き続けています。
心の中の宇宙を求めてください。
 
いかがでしょうか?「宇宙と一体になる」ということ。これは、ジョン・レノンやスティーブ・ジョブズも、インドを訪れて感じていたスピリチュアルな体験でした。このことに関連する書籍の内容も添えさせていただきます。少し長くなりますので、続きは次回にさせていただきますね。

『太陽のメッセージ②』第3章~「真の創造の意味」より

また、将来、機会があれば創造に関する本、あるいは創造法であるとか、独創法というような本を書いてみたいと思っているのですが、これも、現在ひじょうに有名な方々が書かれたものを見ていても、創造というのは、やはり異質なものの組み合わせであるとか、断片の組み合わせをすればよいであるとかということが多いのです。

彼らは地上的に、いろいろとあるものを組み合せて、そのプレンドのしかたで、創造性が出てくるのだということを言っています。三次元的な創造性では、確かにそのようなこともあるかもしれません。しかしながら、それは創造性というよりも、むしろ、仕事のしかた、仕事術ということであって、そこではそういうことはあるかもしれません。ところが、真の創造とは何かを知ってしまったならば、このようなものは、ほんとうはおかしくて読めないのです。

エジソンには申しわけないけれども、真の創造というのは九九パーセントのインスピレーション(霊感)とーパーセントのパースピレーション(汗)であるといったように、まったく逆のところがあるのです。組み合わせではないのです。

ほんとうにすばらしいアイディアというものは、実在界にものすごくあふれているのです。もういくらでもそこから引っ張っていってほしいというように、実在界はアイディアの宝庫なのです。そして、現にアイディアを与えたいと思っている人が、いくらでもいるのです。これを受け取ることをしないで、何を一生懸命に資料を集めているのでしょうか。そういう感じがします。ほんとうの創造とは、そうした実在界にあふれているアイディアをどのように引っ張ってくるかということなのです。

そのための方法はどうしたらよいのかというと、これは霊道を開けとは言いませんが、実は天上界にアンテナを向けて波長が合えば、実際上、引いてこれるのです。私などは、ぼーっとしていると、インスピレーションがどんどん降りてきて、アイディアもどんどん湧き出てきて、現実的には対応できなくなるほどなのです。それにすべて対応していると仕事がいっぱい増えてくるので、なるべくインスピレーションを受けないように、一生懸命に努力して囲いをつくっているくらいなのです。実際につぎからつぎへと新しいアイディアが降りてくると、かえって仕事ができなくなるので、降りてこないようにバリヤーを張っています。

真理に目覚めて、努力して、心が澄んできますと、インスピレーションはどんどん降りてきます。それは嘘のように降りてきます。ですから、これは仕事の世界でも同じことなのです。みなさん方も仕事の世界で、いろいろと悩むことはたくさんあると思いますが、そのようなときには、自分の心を正して、瞑想をしても、瞑想しなくても同じことでありますが、この守護霊や指導霊のインスピレーションを受けられるようになってきますと、すばらしいヒントや、まったく思いがけない新しい仕事上のアイディアが、いくらでも出てくるようになります。

それは、現在の時代の考え方としてはせいぜいこのようなものだとみな思っているけれども、過去の文明の時代においては、違った社会制度があり、違った会社のような組織があり、いろいろなやり方を工夫していたわけです。このときの知恵を引っ張ってくることができるようになれば、アイディアに限りがなくなってきます。この世的な工夫だけではすまなくて、いろいろなところに出てきます。

ですから、おそらく、こういうことが可能になってくれば、人の頭脳の力というものはものすごく増えていくことになります。生きている人間のIQは、計っても、せいぜい高くて二OOくらいでありますが、これがたとえば、実在界の天才の頭脳を五人分引っ張ってくるだけで、IQ-OOOくらいの値打ちになってきます。あるいはそれ以上になります。

このように、実在界にあふれているアイディアを引っ張ってくるということ、これがだいじです。そうしますと、商売をしていても、事業をおこなっていても、つぎつぎと信じられないほど、いろいろなアイディアが出てきます。私はこのようなことをみなさんに、ぜひ知ってほしいと思います。