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- ユニバーサルショット宣言について7
日本・欧州・NATOの皆様へ
ユニバーサルショット宣言によって目指すマインド転換は、「科学を包含している宗教の真の姿」「信仰や宗教的パワーが未来や宇宙時代を拓く」という事です。そのマインド転換が、どれほど今、人類にとって価値あることなのかについて、お伝えさせていただいてます。
この夏、日本では東京の都知事選が行われます。個人的な意見になりますが、私が応援したい候補者は、やはり幸福の科学の政党である幸福実現党の七海ひろこさんです。幸福実現党には素晴らしい人材が集まっていらっしゃいます。日本は総理大臣を国民が直接投票して選択することができません。しかし都知事選はできます。本当に未来を変えるチャンスだと思います。七海さんの動画を少しご紹介します。
街頭演説の動画:一瞬にして、通りかかった女子高生の子たちの心も惹きつけられたようです。
https://youtu.be/Wn1T63Do4X0?feature=shared
街頭演説の動画:最初の30秒だけでも、彼女ならと確信できる波動が感じられます。
https://youtu.be/JpHTAaMwBss?feature=shared
本の紹介動画:上記の演説とは違う女神のような柔らかさで、安心感をいただける内容です。東京の繁栄への希望が溢れます。
https://youtu.be/ypvS5K94GEE?feature=shared
マスコミや政治関係者の皆様は、長らく幸福実現党がメディアの追い風を受けたり、政府からの選挙資金に頼ることなく、地道に進んでこられたことをご存知でしょう。
立党当初は、大川総裁自身が国政選挙に出馬されました。海外で言えば、イエス・キリストが大統領選に立候補するようなものです。当時、私はフランスに住んでいました。大変な事が起きた!と思い、仕事の拠点を1ヶ月ほど日本に移しました。毎朝、チラシをポストに入れ、地域の家にくまなく届けました。しかし大多数の人々の立場に立てば、やはり宗教への抵抗もあり、結果は当選となりませんでした。
力不足で救世主を落選させたことをどれほど悔いたかわかりません。人類が、救世主の存在に気づく未来。それを思うと、数千年にわたる後悔になるかもしれないと胸を痛めます。
幸福実現党の皆様は、主の立党精神を受け継がれ、どんな逆風にも負けず、進んでこられました。本当に誠実で地道な努力を重ねてこられました。毎朝早朝に通うHS政経塾という政治家を育てる教育の場も創られました。古代から現代の世界の政治思想や歴史・理論、実務に通じる政策や問題解決を、実践的に学ばれています。私は政治家になるつもりはありませんが、それでも学んでみたいと思うような、奥深く素晴らしいカリュキュラムです。
宗教政党ということが不利になりがちな、世間のイメージを考慮すると、逆風ばかりです。しかし、本当に誠実で有望な政党です。また、日本を守る気概を持たれ、ロシアとの関係の構築にも生きるような、アイデアやプランをお持ちです。ウクライナ紛争の解決への一歩を踏み締めることは、まだ勢いの治らない中東の問題にも影響をもたらすでしょう。
この夏、日本では東京の都知事選が行われます。個人的な意見になりますが、私が応援したい候補者は、やはり幸福の科学の政党である幸福実現党の七海ひろこさんです。幸福実現党には素晴らしい人材が集まっていらっしゃいます。日本は総理大臣を国民が直接投票して選択することができません。しかし都知事選はできます。本当に未来を変えるチャンスだと思います。七海さんの動画を少しご紹介します。
街頭演説の動画:一瞬にして、通りかかった女子高生の子たちの心も惹きつけられたようです。
https://youtu.be/Wn1T63Do4X0?feature=shared
街頭演説の動画:最初の30秒だけでも、彼女ならと確信できる波動が感じられます。
https://youtu.be/JpHTAaMwBss?feature=shared
本の紹介動画:上記の演説とは違う女神のような柔らかさで、安心感をいただける内容です。東京の繁栄への希望が溢れます。
https://youtu.be/ypvS5K94GEE?feature=shared
マスコミや政治関係者の皆様は、長らく幸福実現党がメディアの追い風を受けたり、政府からの選挙資金に頼ることなく、地道に進んでこられたことをご存知でしょう。
立党当初は、大川総裁自身が国政選挙に出馬されました。海外で言えば、イエス・キリストが大統領選に立候補するようなものです。当時、私はフランスに住んでいました。大変な事が起きた!と思い、仕事の拠点を1ヶ月ほど日本に移しました。毎朝、チラシをポストに入れ、地域の家にくまなく届けました。しかし大多数の人々の立場に立てば、やはり宗教への抵抗もあり、結果は当選となりませんでした。
力不足で救世主を落選させたことをどれほど悔いたかわかりません。人類が、救世主の存在に気づく未来。それを思うと、数千年にわたる後悔になるかもしれないと胸を痛めます。
幸福実現党の皆様は、主の立党精神を受け継がれ、どんな逆風にも負けず、進んでこられました。本当に誠実で地道な努力を重ねてこられました。毎朝早朝に通うHS政経塾という政治家を育てる教育の場も創られました。古代から現代の世界の政治思想や歴史・理論、実務に通じる政策や問題解決を、実践的に学ばれています。私は政治家になるつもりはありませんが、それでも学んでみたいと思うような、奥深く素晴らしいカリュキュラムです。
宗教政党ということが不利になりがちな、世間のイメージを考慮すると、逆風ばかりです。しかし、本当に誠実で有望な政党です。また、日本を守る気概を持たれ、ロシアとの関係の構築にも生きるような、アイデアやプランをお持ちです。ウクライナ紛争の解決への一歩を踏み締めることは、まだ勢いの治らない中東の問題にも影響をもたらすでしょう。
NATOや欧州の皆さまのお力添えもお願いしたいと思います。当初より、フランスのマクロン大統領やドイツのショルツ首相が、紛争解決の為にロシアと何度も交渉され、止めようとされたことは、先見性のある迅速な対応であったと思います。その頃に、収まっていたら、このような世界的な疲弊は食い止められたでしょう。
また、また、NATOは加盟国ではないウクライナのために、どれほど尽くされたでしょうか?加盟国の防衛ではなく、加盟していない国のために、これほど協力をされました。具体的な統計はあまり出ていませんが、世界の国々で、インフレによって倒産した会社や、病気や死に直面した人は相当な数になるでしょう。ウクライナの人々も、それがどれほど大きなものか、肌で感じていると思います。
先日ワルシャワのアパートに滞在した時、ウクライナの女性が清掃をして下さっていました。毎日しっかり清掃され、チェックアウトの日は、時間まで静かに待っていてくださいました。翻訳機を使ってポーランド語で質問しようとしたら、ウクライナ語をお願いします。と言われ、ウクライナの人だとわかりました。控えめでありながら、黙々と仕事をされる姿に、心打たれました。
また、2年前に出会ったウクライナの友人は、「戦争ばかりでもう嫌だ。」と言っていました。数時間話しただけでしたが、魂の奥の本心を聞かされたことで、ただの知り合いではなくなりました。毎日死者数が報告されるたびに、無事を願うばかりです。家族が戦地にいる人にとっては、「どうかうちのお父さんじゃないように!」ともっともっと切実な想いでしょう。
ロシアの空港のロビーで、フライトを待っていたとき、二人の女性が電話に出て、泣き崩れていました。その泣き方が、本当に悲しみを受け止めきれない様子で、涙が滝のように流れます。戦地でご主人が亡くなった連絡を受けたのだということを、周囲にいた人たちも察して、話を聞いていました。そして涙を浮かべながら、肩を寄せ合って慰められていました。私も涙が込み上げてきて、もしロシア語を話せたとしても、何を言えばいいのか本当に分かりませんでした。大切な家族を失い、彼女たちにとって、まるで世界の終わりを告げられたような瞬間だったのです。天を仰ぐようにして、何時間も泣き続けていた様子を思い出すと、今でも胸が締め付けられます。その女性たちが、ウクライナ人なのか、ロシア人なのかはわかりませんでしたが、そんな事は問題ではありませんでした。おそらく周囲の人たちも、同じだったのではないかと思います。
国民はどれほど辛く、苦しくても、直接政治を変えることは出来ません。必死の訴えも届かないこともあります。声が届くどころか、有名人でもなければ、生命を失ったことすら知られません。国民は国の運命を皆様に委ねるしかない部分もあります。その為にも、対立によって湧き上がる感情を押し留め、合理的かつ平和への道を切り拓いていただきたいと願います。
特にNATOの皆様には、大きく重い決定権があり、本当に重積を担われる立場にいらっしゃると思います。NATOに加盟していないウクライナに2年以上、支援をしていく事を決定すること。それは本来NATOがすべき事なのか?してもいいのか?さらに加盟国の人々に対する責任はもちろん、その生命をかける軍人や家族の人生に対して、責任を負うことになります。それは判断に誤りがあれば、被害を受ける国の人々に対しても責任は問われます。
各国の首脳の様々な事情や声を理解し、最良の選択をしていくことは、大変な事だと思います。しかし、皆様が、真に各国の人々を愛し、神の導きを信じて進まれるとき、最良の解決がもたらされると思います。皆様の最良のご決断とご活躍を、心から願いお祈りしています。
今回は、リーダーの皆様の支えになるようなメッセージをご紹介致します。皆様のようなリーダーに、私が申し上げることではありません。どうか、皆様の成功を願い、皆様を愛する存在、主からのメッセージとしてご覧いただけましたら幸いです。
また、また、NATOは加盟国ではないウクライナのために、どれほど尽くされたでしょうか?加盟国の防衛ではなく、加盟していない国のために、これほど協力をされました。具体的な統計はあまり出ていませんが、世界の国々で、インフレによって倒産した会社や、病気や死に直面した人は相当な数になるでしょう。ウクライナの人々も、それがどれほど大きなものか、肌で感じていると思います。
先日ワルシャワのアパートに滞在した時、ウクライナの女性が清掃をして下さっていました。毎日しっかり清掃され、チェックアウトの日は、時間まで静かに待っていてくださいました。翻訳機を使ってポーランド語で質問しようとしたら、ウクライナ語をお願いします。と言われ、ウクライナの人だとわかりました。控えめでありながら、黙々と仕事をされる姿に、心打たれました。
また、2年前に出会ったウクライナの友人は、「戦争ばかりでもう嫌だ。」と言っていました。数時間話しただけでしたが、魂の奥の本心を聞かされたことで、ただの知り合いではなくなりました。毎日死者数が報告されるたびに、無事を願うばかりです。家族が戦地にいる人にとっては、「どうかうちのお父さんじゃないように!」ともっともっと切実な想いでしょう。
ロシアの空港のロビーで、フライトを待っていたとき、二人の女性が電話に出て、泣き崩れていました。その泣き方が、本当に悲しみを受け止めきれない様子で、涙が滝のように流れます。戦地でご主人が亡くなった連絡を受けたのだということを、周囲にいた人たちも察して、話を聞いていました。そして涙を浮かべながら、肩を寄せ合って慰められていました。私も涙が込み上げてきて、もしロシア語を話せたとしても、何を言えばいいのか本当に分かりませんでした。大切な家族を失い、彼女たちにとって、まるで世界の終わりを告げられたような瞬間だったのです。天を仰ぐようにして、何時間も泣き続けていた様子を思い出すと、今でも胸が締め付けられます。その女性たちが、ウクライナ人なのか、ロシア人なのかはわかりませんでしたが、そんな事は問題ではありませんでした。おそらく周囲の人たちも、同じだったのではないかと思います。
国民はどれほど辛く、苦しくても、直接政治を変えることは出来ません。必死の訴えも届かないこともあります。声が届くどころか、有名人でもなければ、生命を失ったことすら知られません。国民は国の運命を皆様に委ねるしかない部分もあります。その為にも、対立によって湧き上がる感情を押し留め、合理的かつ平和への道を切り拓いていただきたいと願います。
特にNATOの皆様には、大きく重い決定権があり、本当に重積を担われる立場にいらっしゃると思います。NATOに加盟していないウクライナに2年以上、支援をしていく事を決定すること。それは本来NATOがすべき事なのか?してもいいのか?さらに加盟国の人々に対する責任はもちろん、その生命をかける軍人や家族の人生に対して、責任を負うことになります。それは判断に誤りがあれば、被害を受ける国の人々に対しても責任は問われます。
各国の首脳の様々な事情や声を理解し、最良の選択をしていくことは、大変な事だと思います。しかし、皆様が、真に各国の人々を愛し、神の導きを信じて進まれるとき、最良の解決がもたらされると思います。皆様の最良のご決断とご活躍を、心から願いお祈りしています。
今回は、リーダーの皆様の支えになるようなメッセージをご紹介致します。皆様のようなリーダーに、私が申し上げることではありません。どうか、皆様の成功を願い、皆様を愛する存在、主からのメッセージとしてご覧いただけましたら幸いです。
大川隆法著『信仰と情熱』第4章 栄光への道
その生命、仏神に預けることです。己のものと思うな。仏神に預けるというが、もとより仏神から預かったものではないか。
さすれば、自分のものなど、何一つないということを知らなくてはならない。本来、仏神より預かって、今生の修行を許されているということであったのではないのか。さすれば、自らの命を、自分の、個人のものとするな。私有化するな。私物化するな。その命は仏神のものであるから、仏神のために生かさなくては存在の意義がないのです。
すなわち、仏神のためでないことに費やした、その思い、行動、時間は、すべてあなたがたにとっては大いなる赤字となり、借金となっているということを忘れてはなりません。いくら借金を重ねていったら、それで満足するのか。いくら赤字を重ねていったら、それで満足するのか。もう、そういうことは止めなくてはならない。
神から預かったものであるならば、神に返してゆかねばならないということを、忘れてはならない。それ以外に生きる道などないということを知らねばなりません。
大川隆法著『宇宙人のリーダー学を学ぶ』5 三次元宇宙における「リーダーが学ぶべき智慧」
「地上的な命以上に大切なものに目覚める」ということも、大きな大きな修行課題の一つであり、これは、宇宙を超え、いろいろな星を超えて共通する価値観の一つです。《中略》
「恐怖心と闘いながらも、この世の生命を超えた価値観というものを、生きている間につかみ、そして、自分の思うなかで、より高次なもののために殉ずることができる心を持つ」ということが、その魂の進化にとっては非常に役立つのです。《中略》
「地上的な生命を超えた、もう一段高い価値のために、命を惜しまない」というような悟りに達することができることが、宇宙を共通して、リーダーになっていく人が学ぶべき智慧の一つになっていきます。
人々を正しい道に導く愛(大川隆法著『不滅の法』第1章「世界宗教入門」より)
地球レベルで人々を導こうとしている者の教えを、各文明や各宗教の中から見いだすとしたならば、そこに出てくるものは、いったい何でしょうか。
第一に挙げるべきは、やはり、愛の教えだと私は思います。
愛の教えは、現代的には、ともすれば、「男女の愛」「異性間の愛」と捉えられがちです。しかしながら、私は、それでは十分ではないと考えています。
イエスは「神への愛」と「隣人愛」を説きました。「この世の中で最も大事な教えは何であるか」と問われたとき、彼は、「まず、汝の主なる神を愛せよ。次に、汝の隣人を愛せよ」と説きました。
このように、イエスは、「異性愛」や「近くにいる人への愛」以外のものを説きましたが、これだけではまだ十分でないように私には思えます。愛の教えの中には、もうーつ、大切なものが潜んでいるように感じられてならないのです。
その大切なものとは何でしょうか。
愛の中には、「ただただ人に対して優しくする」という愛だけではなく、「人々を正しい道に導く愛」というものがあるのです。
真にあなたがその人を愛しているならば、あなたの隣人に対しても、あなたにとって見知らぬ人に対しても、あなたの身近な人に対しても、正しい道に入るように勧めることも愛なのです。そのことを知らなければなりません。
「正しい道に入る」とは、どういうことでしょうか。
「あの世がある」という世界観と、「あの世はない」という世界観とがあり、「この二つの選択肢のうち、どちらを選ぶか」ということには、賭けのような面があるかもしれません。
しかし、私は、2010年には、百数十人の霊人の言葉を公開霊言などで紹介し、霊言集を含む著書を一年間に五十冊以上も刊行して、霊界の存在に関する数々の証明を行いました。「死後、霊天上界に還り、生前と同様の個性を持ったまま、この世の人たちを指導しようとしている人たちが、現に存在している」ということを、公開の場で数多く証明してきたのです。
これに対して、「信じるか、信じないか」ということは各人の自由ですが、少なくとも、百数十人の個性と、その教えの違いとを瞬時に使い分けられる人が、この世に存在するとは私には思えません。
「あの世があり、死後の世界がある」ということの証拠は、いくらでも出すことができます。私は、それを今も出し続けていますし、今後も出すことができます。しかし、「あの世はなく、死後の世界はない。人間は魂ではない」ということを証明できた人は、過去、一人もいません。それを私は指摘しておきたいのです。
あの世や魂の存在について、「私は信じない」と述べた人は大勢います。それは、「信仰心を持っていない」という意味での信仰告白を、個人的にしているだけなのですが、その害毒によって数多くの人を迷わせています。
しかし、「あの世の世界の存在を、まじめに真剣に訴えかけている人もいる」ということを、どうか忘れないでいただきたいと思います。その仕事が、みなさんが知っている数千年の歴史の中における、宗教家の尊い仕事だったのです。「今、宗教家は本来の姿を取り戻さなければならない」と私は思っています。
この世に生きているかぎり、目には見えない霊的世界、あの世の世界を信じるのは難しいことですし、それを人々に信じさせる仕事も難しいことです。その難しい仕事をなしているのが宗教家です。
宗教家は、本来、人々から尊敬されるような立場にいなければいけないのです。
日本人が、教育やマスコミ宣伝などによって、宗教を悪しきもののように何十年も教え込まれていたならば、その壁を破るのも、また、私たち幸福の科学の仕事であると思っています。
霊界の存在は、「やがて来る、その人の最期の日」に明らかになる事実ではありますが、私たちは、同時代に生きている人たちが、将来、苦しみの世界に還っていくことを、よしとはしていないのです。
苦しみの世界に還った人たちに対して、天使たちや、天使たちを補助している霊人たちが、あの世で一生懸命に説得している姿を見るにつけても、私は、「この世に生きている人たちが行うべき仕事は、まだまだ数多く残っている」ということを訴えかけたいと思います。
私の「大悟」より、すでに三十年近い歳月が過ぎました。この間、一貫して、私は自分の使命を果たし続けてきたつもりです。されど、「まだ本来の使命までは届いていない」ということを強く強く感じている次第です。
「世界の人々にも真理を宣べ伝えたい」と強く強く願っていますが、それにつけて変えて、精神性や霊性の高い国家に戻さなくてはならない」と思っているのです。
私は、繰り返し、人々に愛の教えを説いてきましたが、私が本章でまず述べたいことは、「あなたが人生の途上で出会う人を、正しい道に導くことも愛なのです」ということです。その一言を知っていただきたいのです。
伝道は、「愛·知·反省·発展」という、当会の基本的な教えである「四正道」のうち、今までは、「発展」の教えとして、よく説かれていました。
しかし、伝道は「発展」だけではありません。それは、教団としての発展、組織としての発展だけを目指す運動ではないのです。「人を正しい道に入らせる」ということは、「人を救う」ということ、「その人の魂を、その人生を、無駄にしない」ということでもあります。それを述べておきます。
その生命、仏神に預けることです。己のものと思うな。仏神に預けるというが、もとより仏神から預かったものではないか。
さすれば、自分のものなど、何一つないということを知らなくてはならない。本来、仏神より預かって、今生の修行を許されているということであったのではないのか。さすれば、自らの命を、自分の、個人のものとするな。私有化するな。私物化するな。その命は仏神のものであるから、仏神のために生かさなくては存在の意義がないのです。
すなわち、仏神のためでないことに費やした、その思い、行動、時間は、すべてあなたがたにとっては大いなる赤字となり、借金となっているということを忘れてはなりません。いくら借金を重ねていったら、それで満足するのか。いくら赤字を重ねていったら、それで満足するのか。もう、そういうことは止めなくてはならない。
神から預かったものであるならば、神に返してゆかねばならないということを、忘れてはならない。それ以外に生きる道などないということを知らねばなりません。
大川隆法著『宇宙人のリーダー学を学ぶ』5 三次元宇宙における「リーダーが学ぶべき智慧」
「地上的な命以上に大切なものに目覚める」ということも、大きな大きな修行課題の一つであり、これは、宇宙を超え、いろいろな星を超えて共通する価値観の一つです。《中略》
「恐怖心と闘いながらも、この世の生命を超えた価値観というものを、生きている間につかみ、そして、自分の思うなかで、より高次なもののために殉ずることができる心を持つ」ということが、その魂の進化にとっては非常に役立つのです。《中略》
「地上的な生命を超えた、もう一段高い価値のために、命を惜しまない」というような悟りに達することができることが、宇宙を共通して、リーダーになっていく人が学ぶべき智慧の一つになっていきます。
人々を正しい道に導く愛(大川隆法著『不滅の法』第1章「世界宗教入門」より)
地球レベルで人々を導こうとしている者の教えを、各文明や各宗教の中から見いだすとしたならば、そこに出てくるものは、いったい何でしょうか。
第一に挙げるべきは、やはり、愛の教えだと私は思います。
愛の教えは、現代的には、ともすれば、「男女の愛」「異性間の愛」と捉えられがちです。しかしながら、私は、それでは十分ではないと考えています。
イエスは「神への愛」と「隣人愛」を説きました。「この世の中で最も大事な教えは何であるか」と問われたとき、彼は、「まず、汝の主なる神を愛せよ。次に、汝の隣人を愛せよ」と説きました。
このように、イエスは、「異性愛」や「近くにいる人への愛」以外のものを説きましたが、これだけではまだ十分でないように私には思えます。愛の教えの中には、もうーつ、大切なものが潜んでいるように感じられてならないのです。
その大切なものとは何でしょうか。
愛の中には、「ただただ人に対して優しくする」という愛だけではなく、「人々を正しい道に導く愛」というものがあるのです。
真にあなたがその人を愛しているならば、あなたの隣人に対しても、あなたにとって見知らぬ人に対しても、あなたの身近な人に対しても、正しい道に入るように勧めることも愛なのです。そのことを知らなければなりません。
「正しい道に入る」とは、どういうことでしょうか。
「あの世がある」という世界観と、「あの世はない」という世界観とがあり、「この二つの選択肢のうち、どちらを選ぶか」ということには、賭けのような面があるかもしれません。
しかし、私は、2010年には、百数十人の霊人の言葉を公開霊言などで紹介し、霊言集を含む著書を一年間に五十冊以上も刊行して、霊界の存在に関する数々の証明を行いました。「死後、霊天上界に還り、生前と同様の個性を持ったまま、この世の人たちを指導しようとしている人たちが、現に存在している」ということを、公開の場で数多く証明してきたのです。
これに対して、「信じるか、信じないか」ということは各人の自由ですが、少なくとも、百数十人の個性と、その教えの違いとを瞬時に使い分けられる人が、この世に存在するとは私には思えません。
「あの世があり、死後の世界がある」ということの証拠は、いくらでも出すことができます。私は、それを今も出し続けていますし、今後も出すことができます。しかし、「あの世はなく、死後の世界はない。人間は魂ではない」ということを証明できた人は、過去、一人もいません。それを私は指摘しておきたいのです。
あの世や魂の存在について、「私は信じない」と述べた人は大勢います。それは、「信仰心を持っていない」という意味での信仰告白を、個人的にしているだけなのですが、その害毒によって数多くの人を迷わせています。
しかし、「あの世の世界の存在を、まじめに真剣に訴えかけている人もいる」ということを、どうか忘れないでいただきたいと思います。その仕事が、みなさんが知っている数千年の歴史の中における、宗教家の尊い仕事だったのです。「今、宗教家は本来の姿を取り戻さなければならない」と私は思っています。
この世に生きているかぎり、目には見えない霊的世界、あの世の世界を信じるのは難しいことですし、それを人々に信じさせる仕事も難しいことです。その難しい仕事をなしているのが宗教家です。
宗教家は、本来、人々から尊敬されるような立場にいなければいけないのです。
日本人が、教育やマスコミ宣伝などによって、宗教を悪しきもののように何十年も教え込まれていたならば、その壁を破るのも、また、私たち幸福の科学の仕事であると思っています。
霊界の存在は、「やがて来る、その人の最期の日」に明らかになる事実ではありますが、私たちは、同時代に生きている人たちが、将来、苦しみの世界に還っていくことを、よしとはしていないのです。
苦しみの世界に還った人たちに対して、天使たちや、天使たちを補助している霊人たちが、あの世で一生懸命に説得している姿を見るにつけても、私は、「この世に生きている人たちが行うべき仕事は、まだまだ数多く残っている」ということを訴えかけたいと思います。
私の「大悟」より、すでに三十年近い歳月が過ぎました。この間、一貫して、私は自分の使命を果たし続けてきたつもりです。されど、「まだ本来の使命までは届いていない」ということを強く強く感じている次第です。
「世界の人々にも真理を宣べ伝えたい」と強く強く願っていますが、それにつけて変えて、精神性や霊性の高い国家に戻さなくてはならない」と思っているのです。
私は、繰り返し、人々に愛の教えを説いてきましたが、私が本章でまず述べたいことは、「あなたが人生の途上で出会う人を、正しい道に導くことも愛なのです」ということです。その一言を知っていただきたいのです。
伝道は、「愛·知·反省·発展」という、当会の基本的な教えである「四正道」のうち、今までは、「発展」の教えとして、よく説かれていました。
しかし、伝道は「発展」だけではありません。それは、教団としての発展、組織としての発展だけを目指す運動ではないのです。「人を正しい道に入らせる」ということは、「人を救う」ということ、「その人の魂を、その人生を、無駄にしない」ということでもあります。それを述べておきます。