バックが盗まれ、明確にになったミッション02

前回の投稿で、バックが盗まれた事を書きましたが、現在私のスマートフォンが使えません、ご迷惑とご心配をおかけしています。 
そんな中で、いくつかの発見や学びもありました。今日はその事について書かせて頂きます。 
先週のクラクフでの滞在中に、ホテルで目を覚ますと、メディテーションをしました。4人部屋のフロアに、もう一人 帯在している人がいましたが、なんとなくその人の前では出来る気がしたのです。 とてもやわらかな光があふれる朝でした。すると、私の後ろで、その人もメディテー ションをしていました。私達は自然な流れで、神様や信仰についても素直に言葉にする事が出来ました。 番号を交換して別れた翌日、連絡があり会いました。 

Photo: Kurakow
「プロジェクトに全力を尽くさせて下さい」 という事と、「良き協力者に出合わせて下さい」と祈って眠った翌朝に出合でのが彼だった事。信仰を持っている人だった事。 この二つが偶然と思えませんでした。彼の「神様の為の仕事がしたい」と言う姿に感動しました。パートナーとしても頼れる様な芯の強さがあり ました。私の英話は未熟でしたが、 精神的な事や宗教観について話をした事で、魂の深い所で理解し合う事が出来ました。素直に自分をさらけ出す事も出来ました。
 
自然の豊かなクライフ郊外の国立公園に誘ってくれました。 この2カ月、そんな余ゆうは全くなくて、 重いトランクを持ってホテルやレストランを訪問する日々でした。 自然の中でリラックスしようと決め、出かけました。私達は、公園の入り口に向かう道から外れて、山のなかを進む事にしました。約2時間歩き、たどりついたのは、なんと公園の入り口の近くでした。 何とも笑える出来事でしたが、その2時間の山道は、むき出しになった 大自然に身をゆだねて、無心になりました。 
多くの大樹が谷に横たわっています。谷に水はなく、彼は谷底を歩く事を選びました。地に足についた道を選んだ彼は安定感があり男性的でした。私は平均台の上を歩くように"大樹の橋"の上を進みました。
人気のない山中にもかかわらず、多くのゴミが落ちていて、彼は捨い 集めながら進みました。私もそれを手伝いながら、ささやかでもこの気持ちを大切にしたいと思いました。 
数時間の道のりは、公園のスタート地点にたどり着いただけでしたが、 持参した果物などのシンプルな食事はとてもおいしく、心も 体もエネルギーに満ちました。彼は食事の前に英語で祈ります。私はそのー時が大好きでした。 そしてもう十分に自然にいやされ、満たされていました。
 
帰り道の余中で彼はギターを聞かせてくれました。とても美しい繊細な音がなめらかに流れました。 「こんなギターの音は初めて聞いた。」という言葉は、素直な感動で一杯で、それ以上言葉にする事が出来ませんでした。彼は私のホテル代を2泊 支払ってくれたため旅費が足りなく、翌日は車の中で寝ようと言いました。.私は、1人ならともかく…2人なんて… 「それは危険じゃない?」と聞くと「オレは危険だ」とおどし、「ジョーク、あなたにはそんな事しない」と言ったので、その言葉を信じました。
森の近くで車ごと野宿しましたが、夜空は美しく木々のシルエットも視界をつつむ様でした。トイレがいない事が問題でした。「ワイルドになれ」 と、森の中でトイレをすませる様に言われました。子供の時以来、初めての事でした。明け方、寒さのあまり目を覚ましました。車のヒーターをつけ、さらに彼が体をあたためてくれ、何とか寒さをしのぎました。災い持病の冷える病気にはならずに済みました。
私達は、翌日ホテルでのプレゼンをして、ドイツに行 こうというプランを考えていました。私は先月から、ずっとドイツに行きたいという 気持ちが出てきていたので、偶然とは思えず楽しみでした。 しかし、気がかりな事が2つだけありました。1つは、20の年の差でした。「年なんて関係ない」と言ってくれたので、私と同じだと思い、信じる事にしました。もう1つは、彼が私達のプロジェクトを 本当にやりたいと思ってくれているかどうか?という事でした。
いつか話さなければと思っていましたが、タイミングがつかめず、とうとうホテルに 行く直前になってしまいました。言葉どうりに受け取めればすれ違い、心で受け 取めれば理解できたのかもしれません。しかし、時間もせまり、 互いに心に余ゆうがなく、別々の道を進む事になりました。

Photo: Lodz  PEXELSより
私は1ズロチすら持っていない にもかかわらず...  また、彼が特別な在存である事を分かっているにもかかわらず...  プロジェクトを進める事を選びました。 しかし、よく考えてみればそれまでの彼の行動は全て私の為であり、プロジェクト の為でした。あるいは、もしかしたら彼自体も身も、まだその事に気付いていなかったかもしれません。しかし魂が求めている答えや、人生のミッションという意 味でとらえれば、そう受け取める事も出来ました。もう一度伝えてみよう。とプロジェクトの説明文を送りました。

しかし、その日の夜、バックが盗まれ、メッセージのやり取 りも出来なくなりました。電話番号も覚えていなかったので、どうする事も出来ません。そんな状能になり、本当にバックを奪われた時の恐怖で、頭が一杯の時に、すれ違ったイギリスから来た人が声をかけてくれました。「何度も見かけたけど、大丈夫?」とうとう涙が出てしまいました。アパートを取ってくれ、救世主のような存在でした。
翌日、仕事を探しました。翌々日、あきらめかけていた時、韓国料理のレストランのオーナーが、仕事を下さいました、本当に素敵な レストランなので、この事はまた改めて書きたいと思います 。
オーナーは、さらにその日のホテルを取って下さいました。 lodzのメインストリートの中心部の素敵なホステルでした。 

Photo:  Lodz  PEXELSより

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