祈りと共に

前回は12月20~23日の日程で、予告演説が実現しなかった事についてお伝えしました。
ロシアや米国へ昨日、メッセージをお届けしましたが、 12月27~30日の日程で、再検討をお願い致します。
もしもこの日程でも難しい様でしたら、1月でご検討頂けましたら幸いです。
ご連絡方法については昨日の、メッセージの最後に記しました。
 
また予告演説の日のタイムスケジュールもお送りしました。
本来であれば、 もう少し早い時間に開始し、時間にゆとりを持たせた方が良いかもしれません。
忙しい時期という事もあり、かなりコンパクトなプランになっています。あくまでも、一例としてご覧頂けましたら幸いです。
 
一部、運営プログラムの中に、祈りが組みこまれていますが、イベント内では行いません。予告演説の中では、一部亡くなられた兵士の皆様のご冥福をお祈りする時間を設けています。
祈りは、願いの実現だけでなく、相当大きなパワーをもたらすと言われています。大川総裁は、著書の中で以下の様に伝えられています。
 
 
『「小説 揺らぎ」について』
5 「祈りの力」 と 「宇宙の始原と未来」を語る p.87
 
「これはもう祈りしかない」 と言っていますけれども、これは意外に、 非常 に重要なことでして、この小説で書かれていることは、 「祈りの力は、 現在ただいまの世界にも届くし、あるいは霊界にも届くし、霊界を貫いて併行宇宙やマルチバースにまで、祈りは届く可能性がある」ということです。そういうことを言っています。
特に、集団でみんなが真剣に祈った場合は、 届くことがあるのです《中略》
 
みんなが未来に対して、強い祈りを共同して持てば、 未来に対する強い光になるのです。 「未来を変えることも可能だし、過去を変えることも、ある意味では可能になることがあるのだ」ということですね。 「過去をも変える力になるのだ」ということを、これは暗示的に説いています。 《中略》
 
祈りは、「過去・現在・未来」 に届くわけです。ですから、 この前に出した 『小説 遥かな る異邦人』でも、「宇高美佐が未来から、幽霊ではなくて人間として過去に送り込まれてきている」という設定がありますけれども、実は、 「過去」 にだって影響を与えることはできるのだということです。 人は 「過去」 を変えることさえ、実はできるのです。
本当は、過去のいろんな事件を変えているわけではないのだけれども、「過去に生きている人間の考え方」に対して、祈りによって影響を与えることができるため、その人のものの考え方が変わると、 行動や判断が変わってくる。 そうすると、 「生き筋が変わってくる」という ことなんですよね。 そういうことがあります。
逆に言えば、 「イエスなら、ゴルゴタの丘で十字架に架かって死んだだけなのかもしれないが、後世にキリスト教徒が二十何億人ともいわれるほど広がって、イエスを信じる人たちがそれだけいて、 それだけの思いが集まったら、二千年前のイエスだって復活するでしょう」 ということです。
この内容をかみしめますと、"キリスト教の皆様の祈りが、長い歴史の中で、イエスの復活を実現させた"という風にも見る事ができます。
そして祈りには、「未来を変えることも可能だし、過去 を変えることも、ある意味では可能になることがあるのだ」と 書かれています。
今、多くの方々が願う事は、やはり戦争が核戦争へと拡大せず、終結する事ではないかと思います。
 
祈りが過去をも変えるという事については、 第二次世界大戦後の日本も、経験していたかもしれません。
日本は、原爆がニカ所に落とされ、そこでは瞬時に人々の皮膚が、スープのようにドロッと溶けました。
広島の平和記念資料館に展示されている当時の写真を見ると、現実世界に起きていた事とは思えない様相で、寒気がします。
原爆の被害も合わせると、310万人もの日本人が、この戦争で亡くなりました。
多くの人々が祈り、今でも戦死者を祀る靖国神社などに参拝し、祈りを捧げる人もいらっしゃいます。
本当に悲惨な歴史ではありますが、 この戦争によって日本は米国のサポートを受け、大きく成長した事も事実です。
多くの人の祈りの力が、小さなアジアの島国を、40年ほどで経済力を高め、先進国へと発展させました。
努力し、よく働いた日本人の力もあったと思いますが、戦後の新宗教は約二万近く存在し、急速に増えたと言われています。
実松克義氏の「現代研究会 日本の新宗教(戦後編)」には以下の様に記されています。
「…敗戦直後に多くの新宗教が雨後の筍のように芽生えた。これらの多くはすでに戦前から存在していたものである。それが急成長したのだ。アメリカの社会学者H.N.マクファーランドはこれを「神々のラッシュアワー」と呼んだ…」
戦後、多くの人々が苦しみを乗り越える糧として、信仰を求め祈られていたのではないかと思います。
祈りは、現実の努力を霊的にもさらに押し上げるパワーになると言われています。
 
もしも日本が、第二次世界大戦を経験していなかったら、あれほどの急成長はしていなかったかもしれません。
戦前の日本は、文化的にも経済的にも、欧米に比べて遅れをとっていましたし、もしかしたら、他のアジアの小国と、同じ様な成長をしていたかもしれません。
国単位だけでなく個人においても、祈りのパワーは大きく現れます。
私自身も"祈りによって人生が導かれてきた"と言ってもいいくらい、祈りが実現し続けてきたと思います。
祈りは「過去・現在・未来」に届くと言われています。
 
また、祈りは教会や神社でしなければならないという事はないので、どこでも出来ると思います。
もちろん宗教的な場所の方が、環境も整っていて磁場が良く、集中しやすい面はあると思います。
しかし、家でも学校でも会社でも街角でも、心の中で祈るのであれば、いつでもできます。
現代ではスマホを見る時間が長くなっているので、祈る機会も少なくなっているかもしれません。
しかし、未来を理想の方に変えていきたい。というのであれば、祈るという手段があります。

今は、検索して理想を実現... という手段を取る事が多いかもしれません。情報やサービス、お金があれば、実際にその方が早い事も多いでしょう。
しかし買い物すれば済む様な願いや理想ではなく、未来の事や、人生のもっと大きな夢や理想、あるいは大きな困難の解決については、祈りの方が叶う事でしょう。
 
現代人がスマホを見る時間を、祈りに充てたら、もっと大きく霊性の時代、宇宙時代は進んでいくのではないかと思います。
現実世界の人々の常識が、より良い霊的な方向に変わると、この世界自体も霊界に近づいていくと言われています。
しかし今は反対に、"地獄的な方向に進みつつある"と、大川総裁も大変懸念されていました。
私は最近スマホを失い、持っていない時期がありました。
最初はないと落ちつきませんでしたが、その分体験する時間が、増した様に感じました。
人とのコミュニケーションや、どこかに出かけたり、祈りの時間も増えました。
 
スマートフォンでは、ゲームやエンターティメント、小説やマンガ以外は、現実的な情報が多いかもしれません。
そうなると、夢や理想自体も現実に近いものになるか?あるいは、夢や理想を持つ事自体、そしてそれを祈ろうとする発想自体も、少なくなっているかもしれません。
 
スマートフォンをなくしたら良いとは思いませんが、少し休みの日に、自分のスマートフォンを隠してみるのも、面白いかもしれません。
どのくらいなくても過ごせるか....? 
手元にないと、10分も持たないかもしれませんし、勉強や作業をしていたら、数時間はなくても気にならないかもしれません・・・・。
 
スマートフォンの方に話がそれてしまいましたが、是非、祈りのパワーを改めて見直して頂けましたら幸いです。
この現実はもちろん、「過去・現在・未来」を変える力"によって、皆様と共に、この戦争の危機を乗り超えていく事が出来ればと思います。
主は、「祈りの力は、 現在ただいまの世界にも届くし、あるいは霊界にも届くし、霊界を貫いて併行宇宙やマルチバースにまで、祈りは届く可能性がある」ということです。そういうことを言っています。特に、集団でみんなが真剣に祈った場合は、 届くことがあるのです。」と言われています。
 
そして祈りは願望だけでなく、感謝の祈りも素晴らしいと思います。より一層、感謝や愛が深まり、幸福感も高まります。
私達の気付かない所で見守って下さっている主や、 高級霊、守護霊、あるいは亡くなった家族などへの感謝の祈りは、人生を豊かにする素敵なひと時となるでしょう。
 
今日も皆様の一日が、祈りと共に美しく幸福なものとなります様に。人類の平和への願いと、皆様の祈りが聞きとどけられ、実現します様に。心からお祈り申し上げます。


Photo: Tokyo  東京大空襲は、人類史上最も多くの犠牲者を出した空爆と言われていますが、今ではすっかり変わりました
Photo: by Pixabay
このページの写真はPixabayのイメージを使用しています。

*掲載されている内容の一部及び全部の無断転載・複製の利用は固くお断りします。
*Copyright 2024 ELvision.inc ,All Rights Reserved.